【はじめに】
シーズン3お疲れ様でした。
ようやくSV環境でそこそこの結果を残せたので使用していた構築を記事の形で残します。
【使用構築】
【構築の経緯とコンセプト】
シーズン3からパラドックスポケモンが解禁されたが結局カイリューを通す動きが強いと感じたので
汎用性を保ちつつ、カイリューを通す上で苦手な欠伸やステルスロックの展開(等)を妨害できる技を採用したポケモンで構築を組むこととした。
それマジックミラーエーフィ入りを考察するとかで良かったのでは?とツッコまれたら何も言い返せません。
【個別解説】
①カイリュー@こだわり鉢巻
性格:意地っ張り
特性:マルチスケイル
努力値:AS252 H6
テラスタイプ:飛行
配分意図:上から火力を押し付けたいのでAS特化。
技構成:テラバースト(飛行)、神速、地震、炎のパンチ
スタートライン。積み技を使うのが下手という自覚があるので最初から火力を出せる鉢巻飛行テラスタル型。個人的にテラマンダと呼んでいる。
こだわらないアクアジェット採用の型でもいいかなと思ったがテラスタルを使用しない時にも神速の火力を出したいのと天然勢への圧力を意識して鉢巻。
甘えるのAダウンを受けてテラバーストが特殊扱いになり2000チャレンジを落とした大変苦い思い出があるのでC個体値が低い個体を採用しましょう。(C17以下)
②サーフゴー@隠密マント
性格:控え目
特性:黄金の体
努力値:H228 C196 S84
テラスタイプ:飛行
配分意図:自己再生不採用なのでH16n-1で可能な限り高く。S甘えてるセグレイブにワンチャンス残せそうなくらい。残りC。
技構成:シャドーボール、ゴールドラッシュ、サイコショック、悪巧み
カイリューとのタイプ相性の良さと、採用率がシーズン序盤から中盤に高かったキョジオーン対策、欠伸展開を切れるポケモンとして採用。
ドオー絡みや受けループへの圧力になれるようにサイコショック採用。
自分が組む構築は受けループをほぼ切っていることが多かったが、この1体がいるだけでだいぶ勝率は稼げた。
準速キノガッサ抜きまでSに割く、格闘テラスにしてドドゲザンに抵抗出来るようにする、そもそもキョジオーンの採用率が下がるとそれに伴って隠密マント型は汎用性が落ちてしまうなど常に調整が求められるので良くも悪くも9世代環境の象徴という感じがする。
③テツノツツミ@気合の襷
性格:臆病
特性:クオークチャージ
努力値:CS252 B6
テラスタイプ:ゴースト
配分意図:CS特化。
技構成:ハイドロポンプ、フリーズドライ、クイックターン、エレキフィールド
素のSの高さと広い攻撃範囲、対面操作技から選出しやすいポケモンだと思って採用。
カイリュー を通す上で最大の障害となるヘイラッシャやカバルドンの欠伸ループをエレキフィールドで抜ける事が出来るのが本当に偉かった。
同速ゲーは大体勝ってた気がするけどその分ハイドロポンプはよく外れた。
テラスタイプは神速やマッハパンチを透かしてワンチャンス残すという意図でゴースト。アンコールを採用する場合にも噛み合う。
④テツノワダチ@突撃チョッキ
性格:意地っ張り
特性:クオークチャージ
努力値:H252 A164 S92
テラスタイプ:水
配分意図:H最大、S高速スピン1回で最速テツノツツミ抜き、残りA
地面枠。高速スピンでのステロや毒菱の除去、電気無効がカイリューやテツノツツミと好相性と思ったので採用。
オバヒ避けでレート2000を掴んだ神ポケ。あとたまにアイアンヘッドで7世代メガグロスの如く相手のテラスタルを無償で確認していた。
シーズン前半はこの枠にイダイナキバを採用しており、鋼タイプの耐性と低火力でも対面操作技が使える点、素のS種族値にメリットを感じたので後半からテツノワダチを優先したが高速スピン後に相手に掛かる負荷が段違いなので優劣は決められないと思う。
キラフロルに高速スピンを撃つと毒菱が場に残らない仕様はキラフロルを使う側の人は覚えておくべし。
⑤ハバタクカミ@ブーストエナジー
性格:臆病
特性:古代活性
努力値:CS252 H6
テラスタイプ:ノーマル
配分意図:CS特化
技構成:ムーンフォース、シャドーボール、サイコショック、挑発
迷走枠。雑にゲーム序盤に削りが行えそうなポケモンと考えて採用。サザンドラやテツノブジン、テツノドクガ辺りとよく入れ替わってた。
意外と襷の発動機会が少ないと感じたこととミラーで負けまくってストレスでハゲそうになったのでブーストエナジーで採用。髪なのに。
持ち物がバレるのと一度退くと効果が消えるデメリットは常々感じていたが、スカーフや眼鏡で採用する事でこだわり持ちが構築内に複数体同居することになりテラスタルのシステムに伴う試合中の思考量が増えることを嫌った。
⑥ヒートロトム@オボンの実
性格:図太い
特性:浮遊
努力値:HB252 C6
テラスタイプ:鋼
配分意図:HB特化。
セグレイブに抗う枠。
数値が足りないとよく言われるポケモンではあるが、特殊アタッカー相手に即落ちるという事もそこまでないので電磁波は入れ得。
最初レート2000に到達した時はこの枠はミミズズだったがあまり上手く使えなかった。
【選出パターン】
①基本
→カイリュー+テツノワダチ+テツノツツミ
ステルスロックをテツノワダチの高速スピンで除去、欠伸はテツノツツミのエレキフィールドで避けてカイリューの飛行テラスか神速を通す。
②キョジオーンやドオー絡み、受けループ等低速の構築
→サーフゴー@2
悪テラス警戒してサイコショックが無いフリをしてもあまり意味ないのでさっさと撃つのが吉。
③セグカミラッシャ
→ロトム+テツノワダチ@1
対面操作技を多用して競り勝つ。
【苦手な構築】
壁展開
→無理。
【終わりに】
SVのランクバトルが開始されてからシーズン1,2と終盤までそこそこの位置に付けながら最終的に溶かす流れを続けてしまい、
「挑戦したから悔いはない」と考えるタイプの人間ではない事と
「ゲームにおいて高順位を狙いたい人間ではなく、80点程度を取り続けたい人間なのだ」と自身の性格を判断してシーズン3に臨みました。
2ROM共にシーズンを通して構築の形はあまり変えずに勝率6割を下回ることなく、一気に順位を下げてしまうこともなかったので自身の思考に馴染むよう構築を組めていたのかなと。
対戦人口の多さに助けられたレート2000である事は順位が物語っていますが、
先は長いゲームなのでこれからもうまく付き合っていけたらと思っています。
【成績】
メイン
TNすいろ
最終レート2017 763位
サブ
TN一撃弾子
最終レート2013 890位
かつてコロコロキッズだった皆様は読みましょう。
https://www.corocoro.jp/episode/316190246973711126