【はじめに】
レギュレーションG最初のシーズン皆様お疲れ様でした。
使用していた構築を公開します。
【構築の経緯】
①ミライドン
対面操作技を多用するタイプの構築が好きなのでボルトチェンジを強く使えるミライドンを禁伝枠に選択しました。
タイプ一致技が2つとも無効タイプがあり拘りアイテムを持たせる事には抵抗があったので撃ち合える範囲の広い突撃チョッキ持ちでの採用としました。
②パオジアン
ミライドンが地面タイプを呼ぶため取り巻きに水タイプか氷タイプで攻撃力の高いポケモンを置くのは必須と考えました。
最初は対コライドンを意識して天候を上書き出来るペリッパー+水ウーラオスでしたが、種族値の低いペリッパーを間に挟む事による不利を感じる事が増えてしまったので、素の攻撃性能の高さと先制技を持ち単体で性能が完結しているパオジアンを採用しました。
③オオニューラ
シーズン終盤にノーマルテラスカイリューが復権していたので、エレキシード発動からの軽業によりスカーフ黒バドレックスも抜ける素早さを得て勝ち筋を作れるゴーストテラスのオオニューラを採用しました。
④炎オーガポン
ミライドン+オオニューラが勝ち筋の1つになったので構築に地面タイプに強そうなポケモンは少しでも多くしたかった事や、パオジアンやザシアンの対策も甘かったので撃ち合える範囲が広そうなHB炎オーガポンを採用しました。
相手の受けループに対する遅延の勝ち筋やディンルー、カバルドン、ドオーからの展開を妨害出来るポケモンとして挑発持ちのグライオンを採用しました。
最初ペリッパーだった枠に替わるポケモンとして願い事+クイックターンで他のポケモンを延命出来るママンボウを選択しました。
【コンセプト】
禁伝枠+火力あるポケモン×2の直線的な展開と、サイクル展開の両立。
使うのが下手という自覚のある拘りアイテムを採用しない。
【個別解説】
①ミライドン
性格:控えめ
特性:ハドロンエンジン
持ち物:突撃チョッキ
努力値:H204、C252、S52
配分意図:S最速グライオン抜き、C特化、残りH
テラスタイプ:氷
技構成:パラボラチャージ、ボルトチェンジ、流星群、テラバースト
解説:禁伝枠です。イナズマドライブではなくパラボラチャージの採用は黒バドレックスやハバタクカミとの撃ち合いやテラスを使用したミライドンミラーで活きたり、パオジアンとの対面で氷テラス使用→氷柱落としのダメージを抑えつつ回復→ママンボウに引いて聖剣受けてゴツメダメージで落とす等のプレイングが出来たので使用感は良好でした。
ママンボウと組み合わせている事で拘りアイテム持ちと型を誤認させやすかったので、ドオーやディンルー、グライオン対面で氷テラバを撃った後に相手の交代やテラス使用を読んで電気技を撃つプレイングはシーズン途中まではよく決まりました。(過去形)
これで2000チャレンジを複数回落とした程度にはバレてるのでシーズン19以降はやらない方がいいです。
②パオジアン
性格:意地っ張り
特性:災いの剣
持ち物:気合の襷
努力値:AS252 B4
配分意図:AS特化
テラスタイプ:氷
技構成:氷の礫、氷柱落とし、不意討ち、聖なる剣
解説:ミライドンと攻めの補完を取る枠です。この枠はテツノツツミや水ウーラオスなど諸説。
正直、ミライドンのお陰で氷柱落としと氷の礫だけで技が完結していた気がするので残り2枠は壁展開を崩せる瓦割りかサイコファング、0を30にする絶対零度、重い部分を埋めるテラバーストなど割と自由だと思っています。
③オオニューラ
性格:意地っ張り
特性:軽業
持ち物:エレキシード
努力値:A252、H28、S228
配分意図:A特化、H16n-1、残りSで軽業発動時に最速スカーフ黒バドレックス+1に調整してる個体より速く
テラスタイプ:ゴースト
技構成:インファイト、フェイタルクロー、シャドークロー、剣の舞
解説:鉢巻ノーマルテラスのカイリューが終盤に復権していたのでゴーストテラスとエレキシード軽業と併せて後続含めての全抜きを狙うポケモンです。
エレキフィールドの効果でフェイタルクローの眠りの追加効果という強みが1点消えているのと、エレキフィールドを残した状態で着地させないといけないのでターン管理も面倒でずっと首を傾げながら使っていました。
HPに努力値を割いたところで何を耐えるという事もない気がしたのでAS極振りでも良かったと思っています。
アクロバットを活かすのと地面技無効のために飛行テラスでの採用が多かったようですが、それなら最初からルチャブル採用で良いのではと思ったのでオオニューラを採用するならゴーストテラス派です。
④オーガポン炎
性格:腕白
特性:型破り→面影宿し
持ち物:竈の面
努力値:H252 B196 S60
配分意図:岩石封じ1回で最速135族抜き、残りHB
テラスタイプ:炎
解説:地面タイプ(ステルスロック役)に選出画面で強そうなポケモンは多い程良いと思ったのとザシアンへの対策が甘くなってしまったので採用しました。あとワンチャンステラスしてこなかったコライドンをじゃれつくで倒せたらいいなくらい。A無振りでも火力出したいのでパワーウィップ採用。
とりあえず出し負けしにくい枠ではあったのは良かったです。ニードルガードとか撒菱の採用も一考。
性格:陽気
特性:ポイズンヒール
持ち物:毒毒玉
努力値:H228、B28、S252
配分意図:H16n+3、最速
テラスタイプ:鋼
技構成:バトンタッチ、毒毒、挑発、身代わり
解説:相手の受けループに対する遅延を狙ったり地面タイプに対して圧力を掛けるポケモンです。
バトンタッチ採用の理由は何もやる事がないターンに守るを押して隙を作るよりミライドンやパオジアンの着地回数を増やせたら強くねと思ったからです。
何故か塩漬け状態はバトンタッチで引き継がれないのでキョジオーン展開から抜ける手段になったりする。宿り木や呪いは引き継ぐのにね。
性格:呑気(S0)
特性:再生力
持ち物:ゴツゴツメット
努力値:BD252、H6
配分意図:とりあえずBD極振り
テラスタイプ:毒
技構成:クイックターン、熱湯、願い事、守る
解説:当初ペリッパーだったのですが、数字の怪しさに何度も泣かされたのでその後継として採用した枠です。ミライドンを氷テラスで採用している耐性面の弱さをカバー出来る手段になると思い、願い事を採用した型としました。
突撃チョッキでの採用が主流故にミライドンが拘り持ちを想定されやすく、技の打ち分けによる有利を稼げました。(過去形)
Dに252 振っても想像よりだいぶそちらは柔らかかったので無理と割り切ってもっとHPに割いた方が願い事採用も活きたと思います。
♂個体なのでパパンボウ。
【選出パターン】
ミライドン固定選出で気合。
【苦手な構築】
コライドン構築無理。
どーすんの。
【終わりに】
レギュレーションG最初のシーズンでインフレ気味になると予想していたので2ロム2000の目標を達成出来て良かったです。
1体絶対的な軸から取り巻きを決めていくというルールは凄く好きなので、次のシーズンもモチベーションを上手く保ちながら続けて目標に到達出来たらなと思います。
【結果】