【はじめに】
剣盾のシーズン1お疲れ様でした。
今回からは7世代までとは全く違う対戦環境での手探りの状態からのスタートとなりましたが、
一応自分としては目標としていたラインに到達する事が出来ましたので使用していた構築を記事の形で残したいと思います。
【使用構築】
【コンセプト】
環境がまだあまり固まっていない時期であったため、広く浅く対応範囲の広そうなポケモンを採用する事とした。
強いてコンセプトを挙げるなら、初手ステルスロックからのダイマックス枠による能力上昇で全抜きを目指していく展開を主体とする。
【個別解説】
①ドリュウズ@気合の襷
性格:陽気
特性:型破り
努力値:AS252 B4
型破りでクリアボディのドラパルトにもSダウンを入れられる事や地震を一貫して撃ちやすい事、素の状態でギャラドスやトゲキッスを抜いているSラインを評価して始動役に起用。
大体初手で投げて仕事の遂行率は高かったと思う。
岩石封じを撃つ時の間が今作は非常に怖い。外したらほぼそのまま負けます。
②ギャラドス@ラムの実
性格:陽気
特性:自信過剰
努力値:AS252 H4
主にドリュウズのS操作とステルスロックから相手をゴリ押していくダイマックス枠。
状態異常に止められたくなかったので持ち物はラムの実としているが、あと少しダイジェットの火力があれば…と思う事は少なくなかったので強化アイテムの選択肢はあり。
ミミッキュ等のダイホロウのBダウンを誤魔化すためと素の状態の優秀な性能を評価してアイアンヘッドを採用しているが、ジュラルドンに対する打点がないので地震と選択。
③ドラパルト@こだわりスカーフ
性格:控え目
特性:すり抜け
努力値:CS252 B4
技構成:シャドーボール、流星群、10万ボルト、大文字
ダイマックスポケモンで相手を消耗させた後の〆、相手に先にSの上昇を許してしまった場合の切り返し手段、相手の初手にS操作要員やスカーフ持ちの選出が予想される時に数的有利を稼げる駒として採用。
この枠はミミッキュを長く起用していたが、アーマーガアや砂掻きドリュウズ、アイアント等が重くなりがちだったので特殊ドラパルトを起用した。
火力の無さに本当に泣いたのでこの枠は要検討。あと流星群も中々外れる。
④ニンフィア@こだわり眼鏡
性格:控え目
特性:フェアリースキン
努力値:H164 B92 C180 D4 S68
技構成:ハイパーボイス、シャドーボール、サイコショック、マジカルフレイム
参考記事
https://hayatopoke.hatenablog.com/entry/2019/12/09/212855
ドラゴンと悪の一貫切りと特殊火力で相手の物理受けを消耗させるために採用。
ダイマックスでこだわり状態からの技の変更が出来る恩恵を非常に受けていたが、ダイマックスをこのポケモンに切るとギャラドスとパッチラゴンが腐り気味になるので構築にはあまり噛み合っていないのではと感じる事も少なくなかった。欠伸型にしてサポートに徹するべきだったかもしれない。
とはいえハイパーボイスの火力には本当に助けられた。
⑤アーマーガア@ゴツゴツメット
性格:腕白
特性:ミラーアーマー
努力値:HB252 S4
技構成:ドリルくちばし、ボディプレス、鉄壁、羽休め
ここまで相手のカビゴン、ミミッキュ、オノノクス、ドリュウズが重いため物理受けとして採用。
このポケモンにダイマックスを切り、HP上昇とダイウォールを絡めて相手の攻撃を凌ぐかの判断が本当に難しかった。
剣盾の対戦環境はアーマーガアゲー。
⑥パッチラゴン@命の珠
性格:陽気
特性:張り切り
努力値:AS252 B4
技構成:電撃くちばし、ドラゴンクロー、炎の牙、ツバメ返し
火力バカ。ダイマックスを切りたい枠その②。
アーマーガアやドヒドイデ、ミロカロスなどの現環境で採用されている物理受けへの打点により相手のサイクルを崩しやすい点を評価して採用。
技を外す。肝心な場面で本当に外す。
ギャラドスとの相性補完は良いのだが、片方にダイマックスを切ると片方が腐り気味になるので、このポケモンも構築に上手く組み込めていなかった感は否めない。
【選出パターン】
ドリュウズのステルスロックからダイマックスをギャラドスかパッチラゴンに切り、ドラパルトで〆を目指す。
相手の構築が物理偏重etc→アーマーガア@2
アーマーガアをクッションにしながらゴツメのスリップダメージを稼ぐか、アーマーガアにダイマックスを切り相手を詰ませていく。
アーマーガアとの相性補完の良さからパッチラゴンを同時選出する事が多い。
相手の構築が受け寄りetc→ニンフィア+パッチラゴン@1
ニンフィアとパッチラゴンの火力を押しつけていく。交換読みの行動が多くなりがちな事とパッチラゴンの張り切りに泣く事もあるので、勝率は良いとは言えない。
【重かったポケモン】
ジュラルドン
こちらからはドリュウズ以外にまともに打点がなく、一方的に向こうからは弱点を突かれる。相手の構築に見えたら、ドリュウズの先発を控えて体力を残した状態で対面させるようにする。
ただでさえキツいのにトリックルームを展開されたらアーマーガアもダイバーンで焼却される。
ガラルヒヒダルマ
構築に氷が一貫しており、鉢巻き型はアーマーガアで受け切れない。
ドラパルトの大文字で焼くくらいしかないのだが、タイプ:ヌルとの組み合わせも終盤見られるようになったのでそれも苦しい。
ガラルサニーゴ
ニンフィア以外にまともに打点がない。こだわり持ちなので、呪われボディが発動したら目も当てられない。
初手に投げられると最悪。ほぼ確実に一体持っていかれるかダイマックスを切らなければならなくなる。ドラパルトで切り返しは可能。
初手の襷型に1体持っていかれる。
【反省点】
誰にダイマックスを切るべきかの見極めが出来ておらず、主にギャラドスかパッチラゴンでダイマックスを切ってゴリ押していく構築を想定していたはずが、他のポケモンにダイマックスを切りたい場面が多く、その結果対戦中にダイマックス依存度の高い上記2体が何も出来なくなってしまう事があった。
そのため、構築として成立していたとは言い難いものとなってしまっている。
【終わりに】
今シーズンは最終日の夜にはランクマッチには潜れない事が確定していたため、最終的な結果はやや落ち込んでしまいました。
とはいえ極端な不調の時期もなく3ケタに入る成績を残せてはいたので100点満点とは言えませんがまずまずの剣盾の初シーズンを送る事が出来たのかなと思います。
悔いの残る点も少なからずあり、300位以上の世界には全く到達出来る気がしなかった上に上位の方とマッチングした際はほとんど手も足も出ずに負けており、はっきりとした実力の差をシーズン中は常に感じていました。
次シーズン以降は300位以上に到達する事を目標として一つ一つ課題をクリアしていけたら思います。
ではではでは。
【シーズン成績】
メイン TN すいろ
瞬間最高300位
最終436位
サブ TN Rainy Girl
瞬間最高405位
最終868位