【シーズン12使用構築】身代われ上振れ逆張れ【最終レート2004 336位】
【はじめに】
シーズン12皆様お疲れ様でした。
簡易的ですが使用した構築を記録に残します。
【使用構築】
【コンセプト】
相手からの電磁波展開を拒否して自分は上振れ運ゲー。
テラバーストやこだわりアイテムは不採用。
受けループや対面操作技を多用するタイプの構築を取りこぼさない。
【個別解説】
性格:勇敢
特性:マルチスケイル
持ち物:ラムの実
努力値:AC252 H4
配分意図:技の素の威力が足りないので攻撃特攻極振り
テラスタイプ:鋼
解説:主に初手に投げて相手の始動役を消耗させるために採用です。
初手からスケイルショットを使って攻めてくる構築が流行っていたので回避して一方的に主導権を握るためにフェアリーテラスの方が良かったかな?と何度か感じました。
個人的に配分はア・リーグMVP振りと呼んでいます。
②サーフゴー
性格:控えめ
特性:黄金の体
持ち物:突撃チョッキ
努力値:H100 B4 C220 D36 S148
配分意図:HP16n−1、D眼鏡ハバタクカミのシャドーボール耐え、S準速キノガッサ抜き
テラスタイプ:格闘
技構成:ゴールドラッシュ、シャドーボール、10万ボルト、気合玉
解説:突撃チョッキのキラフロルが流行っていたので採用しました。
カイリューを採用しているからと思考停止気味に採用しましたがサイクルしない構築なので諸説。
イーユイやトドロクツキ、悪ラオスと対面した際に切り返せたりアカツキガチグマを吹っ飛ばせるように格闘テラスとしました。
③ハバタクカミ
性格:臆病
特性:古代活性
持ち物:ブーストエナジー
努力値:CS252 H4
配分意図:耐久より火力欲しい場面多かったのとミラーで負けたくないのでCS特化。
テラスタイプ:電気
技構成:ムーンフォース、祟り目、電磁波、甘える
解説:大体2番手に投げるポケモンです。
カイリューにテラスタルを使用させる圧力が非常に強く、その状況から後述のウーラオスに繋ぐ流れが強力でした。
前期この枠に使っていたテツノツツミは「良い流れをそのまま繋ぐポケモン」、このポケモンは「不利な状況を立て直す力もあるポケモン」という印象を受けました。
④水ウーラオス
性格:陽気
特性:不可視の拳
持ち物:パンチグローブ
努力値:H236 A12 B76 D4 S180
配分意図:HP身代わりが地球投げ耐え。S準速同族と麻痺した最速ブーストエナジーハバタクカミ抜き。
テラスタイプ:鋼
技構成:水流連打、ドレインパンチ、ビルドアップ、身代わり
解説:ハバタクカミから繋いでの〆役です。
今期相手に使われて何度も泣かされたのでパクリました。
基本選出に組み込めながら、対面操作を多用するタイプの構築の対策に自然となれたので身代わりは採用🉐。
水ラオスをまともに使えたのは8世代からやってきて何気に初めてでした。
⑤アカツキガチグマ
性格:図太い
特性:心眼
持ち物:食べ残し
努力値:H164 B124 C60 D4 S156
配分意図:HB身代わりが地球投げと攻撃無振りのカバルドンの地震耐え、S4振りチオンジェン抜き
テラスタイプ:飛行
技構成:ハイパーボイス、挑発、身代わり、瞑想
解説:対面操作系と受けループ対策。前期使っていた水オーガポンより対応の範囲が広いと思ったのでガチグマにその役割を任せてみました。
対受けループはハピナスとの対面を作ったらほぼ勝ち確定になるおかしな事やってました。
テラスタイプはカバルドンやグライオンを詰ませたいので飛行にしましたが毒、水、フェアリー辺りで使っても良さそうです。
⑥オオニューラ
性格:意地っ張り
特性:軽業
持ち物:オボンの実
努力値:H252 A124 B116 D12 S4
配分意図:前期記事参照。
テラスタイプ:炎
技構成:フェイタルクロー、インファイト、炎のパンチ、毒菱
解説:前期と同じです。後続の身代わりとの相性の良さや相手の毒菱回収の選択肢を作るために採用です。
襷が余っていたのと初手のカイリューやガチグマがそのまま突っ込んでくるので襷猫騙し持ちも試しましたが、水ウーラオスへの対応力や電磁波を受けてしまっても軽業が発動すれば素早さ下降をチャラに出来る点の方が活きたと思う場面が多かったのでオボンの実型です。
見えにくい炎打点は偉い。
この枠をブーストエナジーのテツノドクガ、ハバタクカミを襷にした方が安定感あったのではと書いていて気づきましたが時すでに遅し。
【選出】
受けループ:ガチグマ+2
トリルガチグマ構築:最後にサーフゴーとガチグマ対面を作るようにする
対面操作系:オオニューラ+ガチグマorウーラオス
【結果】
TN一撃弾子 最高最終レート2004 336位
【終わりに】
SVでは初めての2期続けてのレート2000達成となりましたが、早いペースで2ROM1900に到達していながらそこから迷走して試合数が嵩んでしまったりとあまり納得出来ないシーズンになってしまいました。
出勤時間ギリギリでのレート2000到達も社会人として褒められたものではないと思っています。
一旦対戦から離れる事も視野に入れつつ、長くこのゲームを楽しめるよう工夫していきます。
ではではでは。
【シーズン11使用構築】身代われ上振れ対面構築【2ROM2000達成】
【はじめに】
レギュレーションE最初のシーズン、皆様お疲れ様でした。使用していた構築を記事の形で残します。
【使用構築】
【構築の経緯】
使用出来るポケモンが増えた=テラスタル択に悩む場面が増えた、と考えたので相手の動きを一回見てからこちらの行動を決められるような構築が出来たら強そうだなと思った事からスタート。
相手の動きを一回様子見出来る技と言えば身代わりですが、単に使っただけだと自分のHPを減らしただけに終わるので身代わりを使用するメリットを補強出来る技として毒菱と組み合わせる事にしました。
①オオニューラ
自分のイメージした展開は1ターンの様子見さえ出来ればそれで良かったので、2回攻撃された場合猛毒菱を展開するキラフロルは自分のやりたい事とズレると考えました。(猛毒は2ターン目までのダメージ総量が通常の毒より少ない)
毒菱要員には任意のタイミングで毒菱を設置出来る事と、スケイルショット持ちのドラゴンポケモンの存在からオボンの実の発動機会が増えたと考えて、軽業発動のS上昇とフェイタルクローで一方的にこちらに都合の良い運ゲーを押し付ける事が出来るオオニューラを選択しました。
②テツノツツミ
様子見の身代わりから攻めていくポケモンとして、攻撃範囲が広く単純に素早さ勝負で負ける事がまずないブーストエナジー持ちのテツノツツミを採用しました。
③悪ウーラオス
ゲームの〆役として、これも攻撃範囲が広く毒菱が相手の攻撃を強要させる事により不意討ち択で勝ちやすくなると思ったので悪ウーラオスを採用しました。
④水オーガポン
状態異常に耐性を持ったポケモンや、受けループに採用されるポケモンの多くを宿木身代わり持ちの水オーガポンが相手に出来ると気付いたので水オーガポンを採用しました。
以上4体はシーズン開始当初からほぼ固定で使用し続けて、残り2体は流動的でしたが最終的に以下の形になりました。
⑤霊獣ランドロス
オオニューラの行動回数の確保のために地面技を無効に出来るポケモンは必須と考えた事とカイリューに積まれてしまった際に切り返す手段に乏しいと感じた事、素の耐性に加えて威嚇とビルドアップで身代わりを残せる場面を作りやすい事が毒菱展開に噛み合うと思った事から食べ残し持ちの霊獣ランドロスを採用しました。
水オーガポンに受けループを一任させると相手に草テラスを使用された場合に厳しい展開になってしまうので草タイプに一致打点を持てる上にこちらが鋼テラスを使用すれば相手側からの打点に乏しい状態を作れる事、
対面操作やトリックルームを絡めてくる構築に対してさらに下から行動する事で展開を阻害出来るポケモンとしてクワガノンを採用しました。
【コンセプト】
①毒菱→身代わりでテラスタル択に泣かされにくい展開を作る。
②自分に都合の良い運ゲー。
【個別解説】
①オオニューラ
性格:意地っ張り
特性:軽業
持ち物:オボンの実
努力値:H252、A124、B116、D12、S4
配分意図:こちらの動画のものを使用させていただきました。
【革命】誰も使っていない調整のオオニューラとカイリューの組み合わせが強過ぎて月末環境でも勝ちまくれました【ポケモンSV】【レンタル】 - YouTube
テラスタイプ:炎
技構成:フェイタルクロー、インファイト、炎のパンチ、毒菱
解説:構築のスタートです。スケイルショットの流行によりオボンの実の発動機会が増えた事や採用率1位が固いと予想できたオーガポンはラムの実を持てない事、アカツキガチグマの解禁から格闘打点が欲しいことなど、環境的に刺さりやすい要素があると思い採用しました。
シーズン終盤は素直な猫騙し襷持ちのオオニューラが流行して初手の襷持ちが退いてくれたり、ハッサムがHBオボンからHDチョッキに流行が移ったため炎のパンチ1発で落とせる場面が増えたりとシーズン終盤ほどこの型は通りが良かったように思います。
テラスタイプは相手の炎オーガポンが引き先がいない際にテラスを使用して強行してくることが時折あるため炎としています。
②テツノツツミ
性格:臆病
特性:クオークチャージ
持ち物:ブーストエナジー
努力値:CS252 B4
配分意図:CS特化
テラスタイプ:鋼
技構成:ハイドロポンプ、フリーズドライ、身代わり、テラバースト
解説:オオニューラの毒菱展開から攻めていくポケモンです。
このポケモンで様子見の身代わりを使用することで相手のテラスタイプを見てから行動したり、毒菱の削りでハイドロポンプを撃たなければいけない状況を減らせることが自分のイメージに嚙み合っていました。ハイドロポンプを撃たなきゃいけない場面を作ったら自己責任。
シーズン開始当初にアローラキュウコンの流行が予想されたため考慮外からのワンパンや、ハバタクカミに対して打点を取るためにテラスタイプは鋼としています。
シーズン終盤はさすがにアローラキュウコンの採用率も減っていたので、シーズン12以降は従来通りのゴーストテラスのアンコール持ちでもいいんじゃないかと思いました。
③悪ウーラオス
性格:陽気
特性:不可視の拳
持ち物:気合の襷
努力値:AS252 B4
配分意図:AS特化
テラスタイプ:ゴースト
技構成:暗黒強打、不意打ち、インファイト、剣の舞
解説:襷枠です。毒菱の消耗が相手に攻撃を強要させることで不意打ち択に勝ちやすくなり相性がいいと考えました。
テラスタイプはミラーの格闘技やカイリュー
の神速、キョジオーンやアーマーガアのボディプレスを透かせるゴーストとしています。
ウーラオスミラーは水悪どちらも意地っ張りでの採用が多かったようなので、陽気とゴーストテラスが活きたと思った場面は多かったです。アカツキガチグマの心眼が本当に憎い。
④水オーガポン
性格:陽気
特性:貯水→面影宿し
持ち物:井戸の面
努力値:HS252 B4
配分意図:ミラー意識最速。身代わり残せる場面が増えると思ったのでH特化。
テラスタイプ:水
技構成:ツタこん棒、身代わり、宿木の種、アンコール
解説:受けループや毒状態に耐性のあるポケモンに強いポケモンとしてハマっていると考えたので採用しました。
タイプを水にしている理由は、炎や岩と違い水技や地面技に対する耐性が残っていることやテラスタルをこのポケモンに使用した後も水単タイプの耐性が優れている事とD上昇を併せて身代わりが残る耐久を確保できると考えたためです。
受けループやクイックターンを絡めてくるような構築に対しては滅法強かったのですがそれ以外に対しては選出しても本当に何もできないので、もっとやりようがあったな〜とは思っています。
受けループを考えないのであれば頑丈で行動保証がある岩で良いと思います。
⑤霊獣ランドロス
性格:意地っ張り
特性:威嚇
持ち物:食べ残し
努力値:H228、A36、B84、D4、S156
配分意図:H16n+1、A11n、S準速イダイトウ抜き、残りBD
テラスタイプ:水
技構成:地震、撃ち落とす、身代わり、ビルドアップ
解説:オオニューラが行動する回数を確保するために後ろに浮いているポケモンは必須と考えました。テツノツツミがアンコール不採用故にカイリューに積む隙を与えてしまうため威嚇とビルドアップで切り返せたらという意図もあります。
毒菱展開の対策としてアーマーガアや特性浮遊が選出されやすいので岩技の枠は撃ち落とすにしました。
テラスタイプは水流連打や氷技への耐性で無難に水にしています。
性格:冷静
特性:浮遊
持ち物:突撃チョッキ
努力値:H244、C12、D252
配分意図:H奇数。ほぼHD特化。
テラスタイプ:鋼
技構成:ボルトチェンジ、虫のさざめき、ラスターカノン、ハサミギロチン
解説:水オーガポン以外にも受けループに対する性能があるポケモンが欲しかったこと、オオニューラのために浮いているポケモンが欲しかったこと、対面操作技から高火力を押し付けてくる構築やトリックルーム展開
へのカウンター役など構築の最後のピースとしてハマりました。
性格を冷静にすればS個体値が31でも最遅のエンペルトやママンボウより遅く行動できるからと気にしていませんでしたが、 キョジオーンの塩漬けを受けてボルトチェンジしたりヘイラッシャの欠伸ループ抜けが出来るよう、S個体値0でいいんじゃないかと思います。
色違いがとにかくかっこいい。本当の採用理由は愛。
鋼テラスを使用してもカイリューには普通に競り負けるのでギロチンで何度かクソゲーしていました。
【選出パターン】
①基本
オオニューラ@オーガポン以外から2体
②受けループ
オーガポン+クワガノン+オオニューラ
③トリックルーム展開が見えた時
④対面操作要員入り
クワガノン@2
【苦手な相手】
オオニューラが上振れ引くので苦手な相手はいません。
嘘です。初手でサイコファングやサイコキネシス、サイコショック飛んできたら即降参してました。
こればっかりは襷猫騙し型の方がいいなぁって思ってました。
オオニューラが不意のエスパー技で何も出来ずに倒されてしまった後からもそこを起点に積み展開が出来るポケモンとして、トドロクツキやアッキの実持ちのクレセリア、クエスパトラ辺りを組み込んでも良かったんじゃないかって思ってます。
【戦績】
メイン TNすいろ
最終レート行方不明なので2000到達証拠画像
サブ 一撃弾子
最終レート 2014 365位
【終わりに】
シーズン9はまずまずの結果が出せたものの、シーズン10は不甲斐ない結果に終わっていたのでインフレシーズンとはいえリベンジを果たせて良かったです。比較的早いタイミングで2000到達は出来ていながらそこから伸ばせない自分のメンタル面は相変わらず克服出来なかったところは残念ではありますが…。
続けて結果を出せないと中々評価はしてもらえないと思うので、シーズン12もレート2000を達成出来るよう頑張っていきたいです。
【SVシーズン9使用構築】幽尾玄魚の時空を越えた旅【瞬間最高レート2066/最終レート2008 296位】
【はじめに】
シーズン9お疲れ様でした。久々のランクマッチ復帰ですが2ROMレート2000を達成出来たので使用した構築を公開します。
【使用構築】
【構築の経緯】
①イダイトウ♂
カイリューの神速をゴーストタイプで無効化出来る上に舞われても雨下なら素早さを抜かれない点や
カバルドンやコータスの採用率が落ち着いていて天候を上書きされにくいという点が環境に噛み合っていると感じた事、
準専用技のお墓参りの存在により、「このポケモンでゲームを締める」というわかりやすい目標から逆算して立ち回りパターンや構築を組んでいけると考えたので特性すいすいのイダイトウ♂からスタートしました。
現状、特性雨降らしがペリッパーしかいないので天候要員として確定です。
とはいえ、ニョロトノが解禁されていたとしてもイダイトウに雨のターンを残す役割とお墓参りとの相性から、雨エースをイダイトウにするなら倒されやすく攻撃的な性能があるこちらがまず採用されるかと思います。
③コノヨザル
イダイトウでゲームを締める展開を描くにあたって、頑丈や気合の襷で止められる事があってはいけないのでステルスロック役は必須と考えました。
HBヒードランやガブリアス、ヒスイウインディ等を試しましたが、特性精神力でパオジアンやイーユイの怯みにストレスを溜めずに済む点、雨構築を組むにあたって重くなりがちな受け構築に命懸けでワンチャンスを掴める点、テラスタルを使用したい場面が少ない点を評価してコノヨザルを採用しました。
以上3体が基本となる雨選出です。
イダイトウが刺さらないと判断した際に補完として出していく残り3体は以下のようになりました。
④ハバタクカミ
ブーストエナジーで素早さが上がったテツノツツミやハバタクカミには雨下でもイダイトウが抜かれてしまい相手の構築に採用されていた場合はまず選出されるので、それらに対抗しつつ高い汎用性を確保出来るポケモンとして突撃チョッキ持ちのハバタクカミを採用しました。
⑤霊獣ランドロス
一応電気タイプの一貫は切っておきたいこととペリッパー以外にも浮いているポケモンが欲しいこと、
何より前期結果を残し今期も高い採用率になると予想されたドヒドイデ+ディンルーの並びに一貫して負荷をかけられるポケモンとして拘り鉢巻持ちの霊獣ランドロスを採用しました。
⑥ハッサム
ここまでミミッキュが重く、パオジアンの処理ルートもイダイトウが上から叩く以外にほぼ無かったのでそれらの対抗手段となりつつ、
パラドックスポケモンや準伝説にも行動の回数をある程度確保出来て対面操作を行えるHBベースのオボンの実持ちのハッサムを採用しました。
【構築のコンセプト】
①ステルスロック→雨降らし→イダイトウ、と固定された選出と立ち回りパターンで勝率を稼ぐ。
②雨展開が通らない相手を予め決めておき、相手の構築にそれが2体以上採用されている場合は雨展開を諦めて補完のポケモンで戦う。
【個別解説】
①イダイトウ♂
性格:意地っ張り
特性:すいすい
持ち物:命の球
努力値:AS252 B4
配分意図:雨エースなので火力と素早さ極振り
テラスタイプ:悪
技構成:アクアジェット、ウェーブタックル、お墓参り、身代わり
解説:雨エースとしての採用です。基本的にこのポケモンでゲームを締める展開を目指します。環境的に技の通りが良いため、1対3の状態からでも捲くっていけます。
テラスタイプはステルスロックが入れば命の球補正込みで威力が足りていると感じる場面が多かった事から、不意打ち択の負担の緩和や対ミミッキュ、アシストパワー持ち、ミラーマッチに有利になれそうという意図で悪タイプにしました。
性格:臆病
特性:雨降らし
持ち物:湿った岩
努力値:CS252 B4
配分意図:早く落とされてイダイトウに雨ターンを多く残す役割と相手に少しでも削りを入れるために火力素早さ特化
テラスタイプ:鋼
技構成:波乗り、暴風、冷凍ビーム、寝言
解説:雨始動要員です。高種族値のポケモンが数多く採用される今の環境ですが、その中でも意外とやれるところを見せてくれました。
性格を臆病にしている意図は準速キノガッサ周辺を抜ける可能性を広げるためです。実際、カイリューの上から冷凍ビームを入れて楽に勝てた場面はシーズン中何度もありました。
サイクルを回す必要もない構築なので、とんぼ返りは不採用として欠伸や催眠にも攻撃の手を止めないように寝言を採用しています。この枠は電光石火や追い風でも良いと思います。
テツノツツミのフリーズドライやカイリューの神速、オオニューラのフェイタルクロー等を耐えて数的有利を取れると美味しい場面は時折あるのでテラスタイプは鋼としています。
③コノヨザル
性格:陽気
特性:精神力
持ち物:気合の襷
努力値:HS252 B4
配分意図:岩石封じ1回で抜ける範囲を増やすため最速。命懸けのダメージを増やすためHP最大。
テラスタイプ:電気
技構成:憤怒の拳、命懸け、岩石封じ、ステルスロック
解説:
ステルスロック役としての採用です。HB炎の体ヒードランや隠密マントガブリアス等をシーズン中は試しましたが、コノヨザルが1番しっくりと来ました。
特性精神力で怯みに悩まされず行動出来る事と、雨パを組む上で重くなりがちな受け構築に命懸けで崩しを行える点が何よりも偉かったです。
相手を落とすかステルスロックを使うかという場面ではイダイトウの性質上、ステルスロックを優先します。
シーズン終盤は初手電磁波持ちの採用が増えがちなので対抗手段としてテラスタイプを電気にしてみましたが、ぶっちゃけ弱かったです。
④ハバタクカミ
性格:控えめ
特性:古代活性
持ち物:突撃チョッキ
努力値:H164、B4、C204、D4、S132
配分意図:C:ムーンフォースで耐久無振りテツノツツミを確定1発、S:準速オオニューラ抜き
テラスタイプ:水
技構成:ムーンフォース、シャドーボール、サイコショック、10万ボルト
解説:ブーストエナジー持ちのハバタクカミやテツノツツミにはイダイトウが雨下でも上を取られてしまうので選出されやすく、そこに刺していけるポケモンとして採用しました。
ブーストエナジーが発動しない事で相手に拘りアイテム持ちと型の誤認を誘い、そこから技の撃ち分けが出来る点も強みでした。
ヘイラッシャやアーマーガアの処理ルートが少ないと感じたので10万ボルトを採用していますが、この枠はマジカルフレイムや小さくなるバトン等にワンチャンスを掴みにいけるチャームボイスでもよいと思います。
テラスタイプは水ウーラオスや鋼打点への耐性目的で水としています。
やはりシーズン終盤の電磁波展開には泣かされやすいので、この枠は鋼テラスのチョッキ霊獣ボルトロスあたりでも良いかもしれないです。
⑤ランドロス(霊獣)
性格:陽気
特性:威嚇
持ち物:拘り鉢巻
努力値:AS252、H4
配分意図:火力素早さ特化。
テラスタイプ:飛行
技構成:地震、テラバースト、岩雪崩、とんぼ返り
解説:流行が予想されたドヒドイデ+ディンルーの並びに一貫して打点を取る目的を主に採用しました。
受け構築もコノヨザルの命懸けで1:1交換してからこのポケモンで一貫を取る立ち回りで対応します。
構築の中で唯一このポケモンだけ色違いじゃ無かったのでそこがモヤるところ。ポケGOサボらずやるべきでした。
⑥ハッサム
性格:意地っ張り
特性:テクニシャン
持ち物:オボンの実
努力値:H252、A28、B204、D20、S4
配分意図:HB:特化珠ミミッキュのA↑2テラスタルシャドークロー確定耐え、A:無振りミミッキュをバレットパンチで確定1発、D:特化サーフゴーのシャドーボールでオボンの実発動
テラスタイプ:鋼
技構成:バレットパンチ、とんぼ返り、泥棒、剣の舞
解説:ミミッキュやパオジアンの処理ルートに乏しく、またランドロスやハバタクカミの火力を活かす上で対面操作技のあるポケモンが必要と考えたので採用しました。
配分は現環境のオボンハッサムのテンプレですが、ミラーやブラッキーの下からとんぼ返りする等の目的でS個体値を下げる事を推奨です。
テラスタイプは悪とゴーストが一貫している構築なのでしばらく悪で使っていましたが、最終的にバレットパンチの火力を上げる目的で鋼としました。
【選出パターン】
①基本
ステルスロック→雨始動→雨エースと機械的な立ち回りで押し切ります。
②裏選出
雨展開が苦手とする以上のポケモンが相手の構築に2体以上入っていた場合はイダイトウとペリッパー以外の4体から選出します。
壁展開やバトン展開は現時点でウーラオスの採用率の高さから数が少ないだろうと考えて切り気味です。
【終わりに】
久々のランクマッチ復帰といきなりのレギュレーションD挑戦でしたが、一応の結果を出せてよかったです。
また、「誰が使っても勝てる構築」という自分の理想に多少近付けたという感覚もあったのでそういう点での納得感はありました。
来月からのDLCでまた環境も色々と変わりますが、変化を楽しみつつ戦っていけたらなと思います。
ではではでは。
【戦績】
メイン TNすいろ
最高レート2066 最終レート行方不明
サブ TN一撃弾子
最高最終レート2008
【SVシーズン3使用構築】カイリュー愛護月間【2ROMレート2000 763位&890位】
【はじめに】
シーズン3お疲れ様でした。
ようやくSV環境でそこそこの結果を残せたので使用していた構築を記事の形で残します。
【使用構築】
【構築の経緯とコンセプト】
シーズン3からパラドックスポケモンが解禁されたが結局カイリューを通す動きが強いと感じたので
汎用性を保ちつつ、カイリューを通す上で苦手な欠伸やステルスロックの展開(等)を妨害できる技を採用したポケモンで構築を組むこととした。
それマジックミラーエーフィ入りを考察するとかで良かったのでは?とツッコまれたら何も言い返せません。
【個別解説】
①カイリュー@こだわり鉢巻
性格:意地っ張り
特性:マルチスケイル
努力値:AS252 H6
テラスタイプ:飛行
配分意図:上から火力を押し付けたいのでAS特化。
技構成:テラバースト(飛行)、神速、地震、炎のパンチ
スタートライン。積み技を使うのが下手という自覚があるので最初から火力を出せる鉢巻飛行テラスタル型。個人的にテラマンダと呼んでいる。
こだわらないアクアジェット採用の型でもいいかなと思ったがテラスタルを使用しない時にも神速の火力を出したいのと天然勢への圧力を意識して鉢巻。
甘えるのAダウンを受けてテラバーストが特殊扱いになり2000チャレンジを落とした大変苦い思い出があるのでC個体値が低い個体を採用しましょう。(C17以下)
②サーフゴー@隠密マント
性格:控え目
特性:黄金の体
努力値:H228 C196 S84
テラスタイプ:飛行
配分意図:自己再生不採用なのでH16n-1で可能な限り高く。S甘えてるセグレイブにワンチャンス残せそうなくらい。残りC。
技構成:シャドーボール、ゴールドラッシュ、サイコショック、悪巧み
カイリューとのタイプ相性の良さと、採用率がシーズン序盤から中盤に高かったキョジオーン対策、欠伸展開を切れるポケモンとして採用。
ドオー絡みや受けループへの圧力になれるようにサイコショック採用。
自分が組む構築は受けループをほぼ切っていることが多かったが、この1体がいるだけでだいぶ勝率は稼げた。
準速キノガッサ抜きまでSに割く、格闘テラスにしてドドゲザンに抵抗出来るようにする、そもそもキョジオーンの採用率が下がるとそれに伴って隠密マント型は汎用性が落ちてしまうなど常に調整が求められるので良くも悪くも9世代環境の象徴という感じがする。
③テツノツツミ@気合の襷
性格:臆病
特性:クオークチャージ
努力値:CS252 B6
テラスタイプ:ゴースト
配分意図:CS特化。
技構成:ハイドロポンプ、フリーズドライ、クイックターン、エレキフィールド
素のSの高さと広い攻撃範囲、対面操作技から選出しやすいポケモンだと思って採用。
カイリュー を通す上で最大の障害となるヘイラッシャやカバルドンの欠伸ループをエレキフィールドで抜ける事が出来るのが本当に偉かった。
同速ゲーは大体勝ってた気がするけどその分ハイドロポンプはよく外れた。
テラスタイプは神速やマッハパンチを透かしてワンチャンス残すという意図でゴースト。アンコールを採用する場合にも噛み合う。
④テツノワダチ@突撃チョッキ
性格:意地っ張り
特性:クオークチャージ
努力値:H252 A164 S92
テラスタイプ:水
配分意図:H最大、S高速スピン1回で最速テツノツツミ抜き、残りA
地面枠。高速スピンでのステロや毒菱の除去、電気無効がカイリューやテツノツツミと好相性と思ったので採用。
オバヒ避けでレート2000を掴んだ神ポケ。あとたまにアイアンヘッドで7世代メガグロスの如く相手のテラスタルを無償で確認していた。
シーズン前半はこの枠にイダイナキバを採用しており、鋼タイプの耐性と低火力でも対面操作技が使える点、素のS種族値にメリットを感じたので後半からテツノワダチを優先したが高速スピン後に相手に掛かる負荷が段違いなので優劣は決められないと思う。
キラフロルに高速スピンを撃つと毒菱が場に残らない仕様はキラフロルを使う側の人は覚えておくべし。
⑤ハバタクカミ@ブーストエナジー
性格:臆病
特性:古代活性
努力値:CS252 H6
テラスタイプ:ノーマル
配分意図:CS特化
技構成:ムーンフォース、シャドーボール、サイコショック、挑発
迷走枠。雑にゲーム序盤に削りが行えそうなポケモンと考えて採用。サザンドラやテツノブジン、テツノドクガ辺りとよく入れ替わってた。
意外と襷の発動機会が少ないと感じたこととミラーで負けまくってストレスでハゲそうになったのでブーストエナジーで採用。髪なのに。
持ち物がバレるのと一度退くと効果が消えるデメリットは常々感じていたが、スカーフや眼鏡で採用する事でこだわり持ちが構築内に複数体同居することになりテラスタルのシステムに伴う試合中の思考量が増えることを嫌った。
⑥ヒートロトム@オボンの実
性格:図太い
特性:浮遊
努力値:HB252 C6
テラスタイプ:鋼
配分意図:HB特化。
セグレイブに抗う枠。
数値が足りないとよく言われるポケモンではあるが、特殊アタッカー相手に即落ちるという事もそこまでないので電磁波は入れ得。
最初レート2000に到達した時はこの枠はミミズズだったがあまり上手く使えなかった。
【選出パターン】
①基本
→カイリュー+テツノワダチ+テツノツツミ
ステルスロックをテツノワダチの高速スピンで除去、欠伸はテツノツツミのエレキフィールドで避けてカイリューの飛行テラスか神速を通す。
②キョジオーンやドオー絡み、受けループ等低速の構築
→サーフゴー@2
悪テラス警戒してサイコショックが無いフリをしてもあまり意味ないのでさっさと撃つのが吉。
③セグカミラッシャ
→ロトム+テツノワダチ@1
対面操作技を多用して競り勝つ。
【苦手な構築】
壁展開
→無理。
【終わりに】
SVのランクバトルが開始されてからシーズン1,2と終盤までそこそこの位置に付けながら最終的に溶かす流れを続けてしまい、
「挑戦したから悔いはない」と考えるタイプの人間ではない事と
「ゲームにおいて高順位を狙いたい人間ではなく、80点程度を取り続けたい人間なのだ」と自身の性格を判断してシーズン3に臨みました。
2ROM共にシーズンを通して構築の形はあまり変えずに勝率6割を下回ることなく、一気に順位を下げてしまうこともなかったので自身の思考に馴染むよう構築を組めていたのかなと。
対戦人口の多さに助けられたレート2000である事は順位が物語っていますが、
先は長いゲームなのでこれからもうまく付き合っていけたらと思っています。
【成績】
メイン
TNすいろ
最終レート2017 763位
サブ
TN一撃弾子
最終レート2013 890位
かつてコロコロキッズだった皆様は読みましょう。
https://www.corocoro.jp/episode/316190246973711126
【剣盾シーズン22使用構築】3割台パン氷炎魔団【最終173位レート2013 & 309位レート2001】
【はじめに】
シーズン22お疲れ様でした。
使用していた構築を記事の形に残します。
【使用構築】
【構築の経緯と採用の理由】
①ホワイトキュレム
突撃チョッキ持ちのキュレムがカイオーガ、黒バドレックス、イベルタルに強く、
禁伝トップのザシアンには絶対に勝てないもののその取り巻き(等)に有利な相手が多いことや、特殊受けの低火力(等)に絶対零度の運ゲーを仕掛けてどうしようもなく無理な構築を減らす動きが出来ると考えてスタートラインとした。
ウーラオスを始めとする対格闘タイプ、ミストフィールドで状態異常を防ぎドラゴン技を半減しキュレムの性能を底上げできるポケモンとして、カプ・レヒレを採用。
③霊獣ランドロス
構築の見かけ上電気の一貫は切りたいことと、上からザシアンやムゲンダイナを縛れるポケモンとしてスカーフ霊獣ランドロスを採用。
ホウオウやバンギラスを交えたサイクルが重く、それらを考慮外からワンパンして数的有利を稼げる地雷枠のポケモンと考えて諸刃の頭突き持ち陽気AS襷ギルガルドを採用。
対ザシアンのゴツメ枠として、素の特殊火力に優れ後続への負荷をかけられる事や対面操作技で交換読みの負担を緩和できるポケモンとしてウルガモスを採用。
⑥ラッキー
汎用的な特殊受けとなり、ステルスロックや電磁波でキュレムの中途半端な火力や素早さを補助できるポケモンとしてラッキーを採用。
(メインロムでレート2000達成後、サブロムのこの枠はヒードラン。そちらの方が安定感高いです)
【コンセプト】
①守備的なポケモン()を交えて相手を消耗させるか有利な対面を作り、攻撃的なポケモン()を通す。
②運の要素も交えて手詰まりの状況をある程度回避する。
③氷炎将軍様は一番上に固定配置。
【個別解説】
①ホワイトキュレム@突撃チョッキ
性格:控え目
特性:ターボブレイズ
努力値:H100 C252 S156
配分意図:C火力が欲しいので特化。S準速マンムー
+3(最速70属抜き)、残りH
氷炎将軍フレイザード様。
突撃チョッキを持たせる事でカイオーガ、黒バドレックス、イベルタル辺りに強く、ザシアンの取り巻きにも有利なポケモンが多い。素のHPの高さとD耐久の高さから一撃技の試行回数も稼ぎやすい点を評価した。
また、氷(フリーズドライ)+地面の範囲はマンムーがこれまでの環境での活躍で示しているように弱点を突ける相手が多く、それに加えて型破り効果で浮遊や頑丈も貫通できる。
禁伝に珍しく、メタモンにコピーされても全く痛くない。
相手からのフリーズドライのダメージがわずか54~64のため、チョッキと素のHP差でHPが6割程度残っていれば競り勝てる。仮に突破されても後続での対処も十分可能。
と、ここまで書いた内容ではめちゃくちゃ強いポケモンに見えるが、メタモンにコピーされても痛くないということはこちらからの攻撃も火力が出ないということである。タイプ一致技の威力がフリーズドライの70なのでC種族値170が詐欺としか思えないほど火力が無い。
上位帯ではクロスフレイム不採用が読まれがちでナットレイやハッサムにアドバンテージを稼がれやすい点も辛かった。(PGL集計では採用率95%)
上振れの要素は凄まじく強いが、マッチング運も含めてどうしようもない日は本当にどうしようもない感が漂いシーズン途中何度も他の禁伝に浮気した。
②カプ・レヒレ@こだわり眼鏡
性格:控え目
特性:ミストメイカー
努力値:H108 C180 S220
配分意図:H16n-1、S準速マンムー抜き、残りC(H252振りのサンダーが波乗りやムーンフォースで半分ちょっと削れる程度)
白キュレムの相方。ウーラオスやフェローチェ等の対格闘、状態異常を防いでドヒドイデやポリゴン2、ハピナス、サンダー等に対してキュレムの安定度を高める、ドラゴン技半減でキュレムをムゲンダイナに抗えるようにするなど非常に相性が良い。
耐久ポケモンを崩す手段をキュレム以外にも持たせて僅かでも運に頼る場面は減らしたいことと、ザシアンなどへのダメージを少しでも稼ぐためやカバルドンに仕事をさせないため持ち物はこだわり眼鏡とした。ただし、耐久力はウーラオスの攻撃を2回耐えられる程度なので想像以上に過労死しやすくHP管理が難しかった。
シャドーボールはヌケニンや黒バドレックスに撃てればと考えて入れたが、そこまで機会もなかったのでゼルネアスや日食ネクロズマに抗える手段を少しでも増やす黒い霧でも良かったと思う。
性格:陽気
特性:威嚇
努力値:AS252 H4
配分意図:特になし。
技構成:地震、とんぼ返り、岩雪崩、馬鹿力
電気の一環切りとザシアンやムゲンダイナの上を取って打点を取れるポケモンとして採用。
主に初手に投げ、とんぼ返りの対面操作を繰り返してアドバンテージを稼ぎ、最終的に消耗した相手を地震で仕留めていく動きを狙っていく。
また、カイオーガがスカーフだったとしてもこちらのほうが早いのでとんぼ返りで若干の削りを入れて潮吹きのダメージを減らしてキュレムの安定度を高めることが出来る。
キュレムが炎技を採用していないためナットレイに少しでも打点を取りたいことや重いガラルヒヒダルマや悪ウーラオスに打点となる馬鹿力を採用。
初手でザシアンと対面した時、特性の発動順でこちらが速いのがわかっているのにほぼ100%そのまま居座られていたので、ザシアンのステータス配分は居酒屋で飲みながら考えられたんじゃないかと疑っている。
④ギルガルド@気合の襷
性格:陽気
特性:バトルスイッチ
努力値:AS252 D4
配分意図:特になし。
多分地雷枠。ホウオウやバンギラスが重いため、対面で引かせずに弱点を突いて数的有利を稼げると考えて採用。
当初考えた役割よりも、キュレムとラッキーの対面で絶対零度を外して身代わりを貼られてしまった場合にこのポケモンを一度繰り出してラッキーを引かせて再度絶対零度を撃てるチャンスを作る動きが強かったのでそれならインファイトではなく小さくなるを無視する聖なる剣で良かったと思う。
性格:図太い
特性:炎の体
努力値:H244 B244 S20
配分意図:H16n-1、S無振り100属+3、残りB
技構成:オーバーヒート、ギガドレイン、とんぼ返り、吹き飛ばし
火炎瓶。ザシアン入り構築にランドロスのとんぼ返りから繋いで対面操作を繰り返していく動きが主。
ゴツメ枠はウインディやコータス、ギルガルドなど迷走していたが、水タイプに引かれても一応の打点があることや対面操作技を持つ事で読みの負担が軽い事、素のCの高さで後続に負荷を掛けられる事から最終的にこのポケモンの採用となった。
キュレムに炎技がない分のナットレイやハッサムの分かりやすい抑止力だった点も〇。
吹き飛ばしは積んだゼルネアスや日食ネクロズマに撃って盤面を仕切り直すことが出来ればと思ったが、そうしたところでこちらから切り返す手段もあまりないのは悩みどころではあった。
ただ、バトン展開を切るような組み方は流石に出来なかった。
⑥ラッキー@進化の輝石
性格:図太い
特性:自然回復
努力値:B252 D148 S108
配分意図:B極振り、Sにあまり割いていない60属近辺を大体抜けそうなくらい、残りD
技構成:地球投げ、卵産み、電磁波、ステルスロック
汎用的な特殊受けだが迷走した枠。炎打点を持ったり出来るガラルヤドキングでも良かったとは思うが物理相手にも電磁波を入れるヤンキープレイが可能なのとステロを評価して最終的にこちら。
カプ・レヒレ+キュレムで主にムゲンダイナに対抗していくが、流石にそれではキュレムの消耗が激しすぎるため電磁波を入れてキュレムで上を取れる状況を作ったり、最悪TODに持ち込む等戦術の幅を広げられると思ったがどうも採用意図が曖昧で動きを詰め切れなかった。
(メインロムでレート2000達成した後にとっつぁんさんよりアドバイスを頂き、サブロムはこの枠を穏やかHD残飯ヒードランに変更して運用しました。そっちの方が見た目も氷炎魔団っぽい)
【選出パターン】
・対ザシアン軸
・対黒バドレックス軸
・対カイオーガ軸
・対イベルタル軸
キュレム@2
・対ムゲンダイナ軸
攻め寄りのムゲンダイナ軸の場合
受け寄りのムゲンダイナ軸の場合
・対ホウオウ軸
・対ジガルデ軸
・対ゼルネアス軸
・対日食ネクロズマ軸
カプ・レヒレ@2
【苦手なポケモン】
・ゼルネアス
無理筆頭。ギルガルドとウルガモスで抗えていそうで抗えていなかった。
(ヒードラン採用で後ろ次第ではありますが、少し抗えるようになりました)
・日食ネクロズマ
ラッキーの電磁波運ゲかレヒレのトリックで縛る。大体無理。
・ウーラオス(水悪どっちも)
レヒレが過労死したら負け。強引にでもウーラオスを削るヤンキープレイを要求される場面が多すぎた。
上位層にはキュレムの炎技切りがバレているのでこちらからの打点に乏しい。
出されないことを祈る。
・ガラルヒヒダルマ
全体的にSラインが控え目なので怯ませられたり交換読みを通されたら即降参ボタン。
ダメージ感覚がガバガバなのでよくスカーフ持ちを鉢巻だと思い込んで泣いてた。
ダメージ計算ツールの早打ちスキルはちゃんと身に付けましょう。
ムゲンダイナとの並びに一貫が上手く作れない。(ヒードラン起用で若干解消)
・エースバーン
数ヶ月前までならこのポケモンの存在切ってるとか有り得ん。
【終わりに】
シーズン開始当初はねばねばネット+カイオーガなどプレイングを単純化し機械的に勝てる構築を目指したかったのですが、
結局運の上振れに頼る部分の強い構築を組んでしまったので、試合数が嵩みあまり良いシーズンの過ごし方は出来なかったように思います。
「誰が使っても勝てる」ように使用した構築を記事に残していける事が自分の理想なので、一度この構築を使った事は記憶からリセットしたつもりで次シーズンには臨んでいきたいです。
【戦績】
メイン
TN すいろ 最終309位 レート2001
サブ
TN Rainy Girl 最終173位 レート2013
【剣盾シーズン21使用構築】鳳翼天翔【最終374位 レート2003】
【はじめに】
シーズン21お疲れ様でした。
禁止伝説ありダイマックス無しの新レギュレーションでの対戦となりましたが
目標のレート2000を達成することが出来たので使用した構築を記事に残します。
【使用構築】
【構築の経緯】
レギュレーションの変更によりダイマックス禁止となり、長く愛用してきた初手ダイマ系の構築を使用できなくなってしまったが、
7世代の頃はトンボルチェンからエースを繰り出していくような構築を使用することが多かったため、今回もそのような構築を組むことを目指した。
エースとなる禁止伝説枠を選択するにあたり、素早さと火力に優れた下記のポケモンの考察と実践を繰り返した。
ザシアンは不意のスカーフ持ちにしばかれたりじゃれ外しや炎の体、静電気ガチャに泣いたので使用感が合わず×。
黒バドレックスは影打ちや不意打ちで縛られやすく、メインウェポンに無効タイプがあることからプレイングが歪んで×。
ムゲンダイナは即死の事故は少ないもののタイプ一致どちらも無効タイプがあることからこちらもプレイングが歪みやすく×。
最終的に、ホウオウがザシアンに対して対面有利で
素のDの数値の高さから黒バドレックスやムゲンダイナに対しても五分以上に戦えると思い、
何より聖なる炎の5割火傷で運ゲーを押し付けてタイプ相性を覆せる能力があることやトンボルチェンによる繰り出しでHPを確保出来る点が自分のやりたいことに嚙み合っていると考えたことから禁止伝説枠にはホウオウを選択した。
【コンセプト】
トンボルチェンの対面操作を繰り返し、サイクル戦に競り勝つ。
【個別解説】
①ホウオウ@気合の襷
性格:陽気
特性:再生力
努力値:AS252 B4
禁止伝説枠。実は上記で採用の経緯を述べておきながら最終日にようやく構築に入ってきたので語ることが全くない。
気合の襷は単に余っていたのと不意の岩技を耐えて相手を焼けたらいいかなと思ったので適当に持たせていた。
学生時代にハートゴールドで粘った色違い個体なのでそんな思い入れがあるポケモンも対戦で使えるなんていい時代になったものだなぁと思いました。
②フェローチェ@こだわり鉢巻
性格:陽気
特性:ビーストブースト
努力値:AS252 D4
技構成:インファイト、とんぼ返り、トリプルアクセル、地獄突き
トンボルチェン要員。素でザシアンや黒バドレックス、スカーフウオノラゴンを上から叩ける点や黒バドレックスやムゲンダイナ対策として採用数が多くなると見込まれたバンギラスやポリゴン2等をワンパン出来る点を評価して採用。
このポケモンの一環を作るように立ち回ることが一番多かったがトリプルアクセルを外すことの多い構築一番の問題児。
鉢巻インファイトの火力はウオノラゴンやカイオーガが一撃で飛ぶ程度。
性格:呑気
特性:威嚇
努力値:HB252 A4
トンボルチェン要員。相手のランドロスの下からとんぼ返り出来るように性格は呑気。
ゴツメ枠という懐かしい言葉を思い出させてくれた。
④ロトム(水)@突撃チョッキ
性格:控え目
特性:浮遊
努力値:H252 C124 D132
トンボルチェン要員。マンムーが重いのとカイオーガやイベルタル入りに機能すると思ったので採用。
数値のもの足りなさから霊獣ボルトロスも試したが、上からボルトチェンジして後続が被弾する事故が多発したのと対カイオーガ性能を重視してこちら。
Dは黒バドレックスのアストラルビットを2耐えする程度だが、返しの悪の波動で落とせないので多分あまり意味はないです。
⑤モロバレル@黒いヘドロ
性格:図太い
特性:再生力
努力値:H236 B252 D20
技構成:ギガドレイン、クリアスモッグ、イカサマ、キノコの胞子
ゼルネアス入りがどうにもならなかったのである程度の汎用性を保ちつつ切り返しの手段となれるポケモンと考えて採用。
このポケモンでジオコントロール後にクリアスモッグを当てる以外ゼルネアスに勝つルートがないのにムンフォ急所で落ちる困ったさん。
こだわってしまったポケモンの引き先となり相手を寝かせて盤面を仕切り直せる点と催眠対策を行っていない構築が多かったので単純に運ゲポケモンとして強かった。
⑥ウオノラゴン@こだわりスカーフ
性格:意地っ張り
特性:頑丈顎
努力値:AS252 B4
技構成:エラ嚙み、逆鱗、サイコファング、眠る
カイオーガをロトムだけに任せるのは厳しいことと、ホウオウが厚底ブーツでの採用ではないので相手のステロ要員を牽制出来そうなポケモンとして採用。
眠るはTOD対策として入れた。
【選出パターン】
使用して期間が短い構築だったので特になし。
基本フェローチェを全力介護するように選出。
【苦手なポケモン】
・マンムー
・砂かきウオノラゴン
・ガラルヒヒダルマ
・水ウーラオス
・レジエレキ
・ゼクロム
・メテオビームムゲンダイナ
・身代わりゼルネアス
・ジガルデ
【終わりに】
リメイクダイパの発売まで剣盾環境での対戦はやらないつもりでしたがランクマッチがないという発表があったこととリアルの事情で時間が取れたので久々に対戦回数をこなしました。
月の半ば頃から潜り始めたため、負けが込んだ際にムキになってしまった部分もあり
私生活との両立という点は叶えられていなかったのでそこは今後の反省材料としていきます。
【成績】
【剣盾シーズン18使用構築】ターボエンジン全開宣言!【最終140位 レート2007】
【はじめに】
シーズン18お疲れ様でした。
3シーズン振りの対戦復帰でしたがレート2000を達成出来たので使用した構築を記事の形で残します。
【使用構築】
【コンセプト】
初手ダイマックス+行動保証+先制技持ちをプレイングの基本として、選出画面でダイマックス枠の選出に迷った時に初手で出し負けにくい枠を併せて採用する事で選出の失敗によるワンサイド負けを減らす。
また、交換コマンドの省略による急所被弾や追加効果を引く等のゲームプラン崩壊の回避と読みの負担の緩和。
【個別解説】
①スイクン@突撃チョッキ
性格:控え目
特性:精神力
努力値:H252 B36 C172 D44 S4
配分意図:HD珠サンダーのダイサンダー最高乱数切り耐え、B暗黒強打2耐えしてC悪ウーラオスを熱湯2発で良い感じに落とせる
構築のスタートライン。出し負けにくい、不利対面での一応の引き先になれる、最後まで勝ち筋を残せるの三拍子揃った神ポケ。
配分は珠サンダーのダイサンダーを耐えるチョッキスイクンのテンプレ。ただ、知名度が高い故にサンダー対面のミラーコートはまず決まらなかったし、その他の特殊アタッカーに対してもあまり反射ダメージを稼げない点ではかなり泣かされた。
絶対零度は当たるか当たらないかの1/2だから2回撃てばまず当たる、と言い張って何度も試合をひっくり返してきた。その代わり熱湯は焼かなかったし、凍える風もよく外したし、絶対零度を当てまくった日はウマ娘の育成が下振れたのでそこでバランスを取っている。
プレッシャーは構築のコンセプト上全く活きないので、怯みの事故を回避出来る精神力とした。
多分図太いでBに多く割いて絶対零度の試行回数を増やしたり、相手のダイマックスターンを1ターンでも粘れる可能性を上げた方が環境に噛み合っている。
青いし、退かずに対面処理しか考えないその生き様はスイクンのイメージに合わないと言われようがツインターボ師匠である。
②ランドロス(霊獣)@オボンの実
性格:意地っ張り
特性:威嚇
努力値:H252、A116、S140
配分意図:H極振りで4n、S準速ウオノラゴン+2、残りA
ダイマックス枠。A145からの一致ダイジェットが弱いわけないと思ったのと、スイクンやエースバーンと併せる事でステロを交えた若干のサイクル要素がある構築であると相手に誤認させて初手に投げた際に判断を曇らせる能力があると考えて採用した。
最初はAS珠だったが意外に後続の先制技圏内に入りやすかったのと鉢巻水ウーラオスが後半やたらに多くよく出落ちしたのでオボンの実で生存ターンを引き延ばしている。
ダイウォールで天候ダメージを入れて相手の襷を不発にしたいような場面は割と多いので積む隙は少なくとも補助技はまず採用した方が良い。
③エースバーン(キョダイマックス)@命の珠
性格:陽気
特性:リベロ
努力値:AS252、D4
技構成:火炎ボール、飛び膝蹴り、飛び跳ねる、ギガインパクト
ダイマックス枠その2。構築のSラインが全体的に低く、また命の珠が余ったのと先のランドロスがテッカグヤやポリゴン2に不利を取るのでそこに一致打点を叩き込めるポケモンとして雑に採用。
選出画面だと6タテ出来ると錯覚するが勿論そんな事はないので迷ったら強引に突っ張りやすいランドロスの選出を優先する事を心がけた。
④ゴリランダー@拘り鉢巻
性格:意地っ張り
特性:グラスメイカー
努力値:H140、A252、B52、D4、S60
配分意図:H16n+1、A火力最大、S準速60族抜き
技構成:グラススライダー、ウッドハンマー、叩き落とす、とんぼ返り
水タイプやカバルドンに強く、先のダイマックス2体と攻めの相性が良い。2番手か3番手でゲームの締め役を目指す。
安易にグラススライダーを撃つとカイリューやテッカグヤに後出しから起点にされる可能性が高いのでとんぼ返りが活きる場面はあった。
⑤バイバニラ@気合の襷
性格:うっかりや(D個体値0推奨)
特性:雪降らし
努力値:CS252、A4
久々のウーラオス以外の襷枠。初手ダイマックスは耐久に厚いサンダーやカイリュー、ラグラージ、カプ・レヒレ、ドヒドイデ辺りにダイマックスターンを稼がれる動きをされると厳しいのでそこに刺せるポケモンと考えて採用。
普通にサンダーにはダイロックで処刑されていたり、ダイバーンで吹雪を回避されたりしていたので自分の意図に噛み合っていたのかはだいぶ怪しいところ。
襷であれば水悪ウーラオス両方に相打ちを取れると思っていたが水ウーラオスは鉢巻が多かったり、悪ウーラオスもとんぼ返り採用が体感増えたのでウーラオスとサンダーが同居している場合はランドロスから入って締め役とする事を意識した。
D個体値は色違いなので31の個体を使用していたがミラーコートのダメージを増やすために0推奨。
⑥ジバコイル@イバンの実
性格:控え目
特性:頑丈
努力値:H140、C252、S116
配分意図:Hどうでもいい場面でのイバン発動を避けるため目安として陽気ミミッキュのドレインパンチ2回耐え、C極振り、S残り
技構成:10万ボルト、ラスターカノン、徹底抗戦、堪える
いつもの。まともにテッカグヤあたりに切り返す手段がなさ過ぎたので採用。詰ませやゲームの締め役に多いピクシー、ミミッキュ、エルフーン、カプ・レヒレ辺りに一致打点を持てるのがえらい。
【選出パターン】
ランドロス(優先度高)orエースバーン+残りの4体から通りが良いのを2体
迷ったらスイクン先発。
【苦手なポケモン】
こちらから弱点を突けない。ゴリランダーの鉢巻ウッドハンマーで強引に処理していた。
身代わり持ちポリゴン2
スイクンの絶対零度の試行回数を稼いで突破するような場面が多かったため身代わり貼られると全てが崩壊する。
ドラパルト
壁貼りもキツいし、初手ダイマックスで殴られるのもキツい。よくダイバーンでバイバニラの吹雪を回避されていた。
ブリザポス
耐久バグってるのでランドやバイバニラ飛ばされてA上げられたら乙。
エースバーン
先にランドロスでダイジェット積めないと全員ぶち抜かれる。
壁からのバトンタッチは勿論、バコウの実持ちダイマックスで普通に殴られてもキツい。
最強ポケモン。ありとあらゆる対面がカイリュー有利。バイバニラ対面とて例外ではない。
【終わりに】
3ヶ月振りのランクマ復帰となり、結果を残せるかは不安でしたが、毎回の目標としているレート2000を達成出来てひとまず安心しています。
別のゲームや趣味に触れる時間を増やしライフスタイルを見直したことで対戦を全てにすることなく、心にいくらかのゆとりを持つことが出来たのかなと。
仕事などを含めた日常との両立、対戦にストレスを感じない範囲でのランクマ挑戦を維持できるよう努めていきます。
ではではでは。
【結果】
TN すいろ
最終140位 最終レート2007