【はじめに】
シーズン4お疲れ様でした。
決して結果を出せたとは言えないものの、自身としては次期以降に繋がるものを得られたと感じた構築を組めたので記事の形で公開させて頂きます。
【使用構築】
【構築の経緯】
シーズン4はキョダイラプラスが解禁されておりそこに一致岩打点を叩き込め、
また1加速したギャラドスやトゲキッスにも切り返せる可能性があるカジリガメが強そうだと思ったので久々に雨パの使用にチャレンジした。
【コンセプト】
天候やS操作技を絡め、ダイマックスエースを通す。
また、ダイマックスが切れた後も戦える性能を確保出来るように組む。
【個別解説】
①カジリガメ@ラムの実
性格:意地っぱり
特性:すいすい
努力値:AS252 B4
技構成:アクアブレイク、諸刃の頭突き、馬鹿力、剣の舞
8世代の雨エース。自らが雨を降らせる事が出来るため単体での選出も可能ではあるものの、弱点1つのガマゲロゲと違い先手を取られるとあっさり後続の圏内に入ったりするので、ペリッパーと組ませて初速を引き上げる事により生存率を上げている。
最大の強みはやはり一致岩打点。ダイロックと諸刃の頭突きの威力が変わらない(150)ので、ダイマックスが切れてしまっても高い火力を確保する事が出来る。
…諸刃の頭突きが当たれば。ギャラキッス対面は毎回お祈り必須。このポケモンを使うには日頃からの行いの良さが求められ、ある意味使用者のモラルが試されるというキャラクターの設定通りである。
持ち物は状態異常を嫌い、ラムの実としているが命の珠と選択。
ステロ効果で後続の襷持ちに切り返される展開を減らせそうなキョダイマックスも試してみたが、あまり上手く使ってあげられなかった。可能性は間違いなくあると思うのでどなたかチャレンジしてみてください。(他力本願)
②ペリッパー@こだわり眼鏡
性格:控えめ
特性:雨降らし
努力値:HC252 S4
技構成:波乗り、暴風、こらえる、蜻蛉返り
7世代からのお馴染み雨始動要員。
最初は襷で使用していたが、地面枠のドリュウズに襷を持たせたい都合上眼鏡型に変更。
雨で重いナットレイに眼鏡暴風でH252振りなら60.2%~71.8%、HD無振りカビゴンに雨下眼鏡波乗りが60.4%~71.4%もダメージが入るため後続のポケモンが非常に通りやすくなるのでこの変更は結果的に正解だった。
また、8世代のデフレ調整もあり相対的に強化されていると感じる場面も多かった。
こらえるは雨で結果を残されている方の記事からのパクリ。他に必要と感じた技もないので強いて言えば寝言が選択肢かなと思う。
③ドリュウズ@気合の襷
性格:陽気
特性:型破り
努力値:AS252 B4
地面枠。他にもカビゴンの牽制になりそうな天然ヌオー、ゴースト無効のホルード、貯水でウオノラゴンやインテレオンを阻害出来る何より雨パ女子力が上がるガマゲロゲを試したが、ロトムに打点があり初速でギャラキッスを抜いているこのポケモンが一番しっくり来た。
特に語る事のない安定した性能で、カジリガメと後述のトゲキッスのどちらのエースとも相性が良かった。
④トゲキッス@ピントレンズ
性格:臆病
特性:強運
努力値:CS252 H4
ダイマックスエースその②。壁展開や積んだ相手をぶち抜きたいので強運型で採用。
ドラパルトも試したが、ゴースト技とドラゴン技を無効にされる選択肢が生じる展開を嫌った形でこちらを採用。
欠伸は先にダイマックスを消費してしまった時に相手の切り返しを妨害してワンチャンス掴めると考えて採用。雨ミラーが凄まじく重いので草結びでも良かったと思う。
麻痺したHP半分くらいのカビゴンにエアスラを外した上に、のしかかりで一発麻痺し負けかけた事があるのでプレイヤーの日頃の行いの悪さ故にあまり活かしてあげられなかったと後悔している。
⑤ストリンダー@突撃チョッキ
性格:控えめ
特性:パンクロック
努力値:H196 B76 C52 D44 S140
技構成:オーバードライブ、爆音波、祟り目、ほっぺすりすり
電気枠。調整はこちらの記事より引用。(掲載許可を頂いています)
アシレーヌとアーマーガアがここまで重いと感じたのでパンクロックで音技を半減でき、格闘打点にも耐性があるストリンダーを採用。
カメペリで相手の地面枠の選出を抑制して電気技を連打してイージーウィンとか考えていたが、今のドリュウズは自分で天候を変えてくるので全然そんな事はなかった。
ほっぺすりすりで相手の足を奪うだけでなく、祟り目でドラパルトやミミッキュを対面で処理出来る性能があるなど、非常に対応の範囲が広い。
ハイの方が物理型も一応警戒させられるのでそちらの方が良いらしい。
⑥エルフーン@後攻の尻尾
性格:図太い
特性:悪戯心
努力値:H252 B180 D76
技構成:ムーンフォース、がむしゃら、身代わり、すり替え
カジリガメが天候の上書きでSを落とされたり、ゲーム展開の早い段階でダイジェットを積まれたりして後手に回ると苦しいと感じたので、尻尾すり替えエルフーンを採用してみた。
HDは臆病サザンドラの大文字耐え。
この動きをさせるなら多分オーロンゲの方が良かったと撤退した後に気付いたが、可愛いのでよし。
【選出や立ち回りのパターン】
カジリガメとトゲキッスのどちらに攻撃の一貫性があるかをまず最初に判断する。
ラプラス入りにはカジリガメから入ると上手く主導権を握れる事が多い。
水ロトム入りサイクルにはドリュウズから入り、ステルスロックを絡めて取り巻きのナットレイ等をペリッパーの暴風で削る。
受け寄りの構築にはストリンダーの通りが良い。
もしくは、状態異常技に対してラムの実を盾にカジリガメで剣の舞を積む。
パッチラゴンは初手に投げられる可能性が高いのでエルフーンで後攻の尻尾をすり替えして展開を止める。というかそれくらいしかない。
【苦手なポケモン】
こちらの補正がない状態でのSラインが控えめなため、不利対面を作られると崩されやすい。
物理受け貯水型、すいすい型どちらもキツい。特にすいすい型は雨にタダ乗りされて草打点で終わりかねない。
・カウンター採用カビゴン
警戒して剣舞したら普通にダイマ切られて殴られたりして散在プレイングを歪まされたので、マッチングしない事で対策した。
・砂掻きドリュウズ
自ら天候を上書きしてくるトンデモグラ。
サダイジャと組まれているとさらに天候を握られやすい。
【結果】
メイン
TN すいろ
最終日最高607位 最終860位
サブ
TN Rainy Girl
最終日最高557位 最終952位
【終わりに】
シーズン3はとにかく絶望的に勝てず、三ケタ順位に片手で数えられる程度しか到達出来ない有様でした。
そんな状況で臨んだシーズン4も最終的な結果は振るわなかったのですが、7世代の間長く使用してきた雨パに久々に触れたり、仲間大会を開催するなど対戦の楽しさを思い出すことが出来たシーズンとなったので個人的には有意義な期間を過ごす事が出来たと感じています。
4月より、進学や就職でリアルの方面が多忙となる方もたくさんいらっしゃいますが、年齢だけは重ねているプレイヤーとして何らかの形で皆様を助けられたらなと思います。
ではではでは。