【USMシーズン10途中使用構築】初めてのペリラグ【最高1901】

【はじめに】

S10途中まで使用し、レート1900に到達した構築を公開します。

早期に記事を公開する理由として、そこそこ順調にレートを伸ばしており勝った試合もeasy winが多かった構築だったので今シーズンも2000に乗せられるつもりで記事を早めに作成していたがレートを溶かし再構築を余儀なくされた事と、

仕事のストレスによる愚痴が増えレートを溶かした現実を直視出来ずに「ママに抱っこしてほしい」とか「パンツに付いているリボンを考えた人は天才」等のクソツイートを垂れ流すようになった自分をリセットするためです。

 

【使用構築】
f:id:Suiropoke:20180620125200j:image

 

【構築の経緯】

前期で相手にしていてしんどかったなー、と感じていた遠吠えスタンから今シーズンはスタート。

いくらか形を変えつつレート1800に到達し、積み展開構築でもやっていけるかな?という感覚が見えてくる。

案の定レートを溶かし1600帯から抜け出せなくなる。

S10は期間が短く、またリアルでも仕事が多忙になる事が事前にわかっていた事から、今期も自信がある雨パで潜る事を決断。ブログタイトル回収ノルマ達成。

構築を雨に戻すだけでは芸がないのでこれまでは使ってこなかったペリッパーを雨始動要員としたペリラグの使用を決定。

 

【個別解説】

ラグラージ@メガストーン  
f:id:Suiropoke:20180620124915j:image

性格:意地っ張り

特性:湿り気→すいすい

努力値:AS252 D4

技構成:地震、滝登り、冷凍パンチ、身代わり

大正義雨エース。採用理由は自分がさいつよと信じて疑わないポケモンだから。

さいつよポケモンを軸に据えている以上、勝てない時の言い訳は許されず責任は全て自分が負わねばならない。

技の4枠目は何かと便利な身代わり。ペリッパーが湿った岩持ちなので雨ターン数を十分に残せた点は上手く噛み合っていたと思う。岩石封じと身代わりのどちらが良いのかは永遠の課題。

相手を怯ませてこい、出来なかったじゃ済まされないぞ、などと脅すと怯ませてくれないのでミズゴロウのぬいぐるみを撫でたりリフレで可愛がるなどの愛情を持った接し方が大事だと思いました。

 

ペリッパー@湿った岩
f:id:Suiropoke:20180612051259j:image

性格:のんき(S個体値0)

特性:雨降らし

努力値:H252 B132 D124

技構成:熱湯、冷凍ビーム、暴風、蜻蛉返り

雨始動要員。カバルドンから天候を奪い返し、欠伸ループを切れる事とラグを消耗させずに繋ぎたい事から最遅。DはC200テテフのフィールド込みサイキネを最高乱数切って耐えるまで振った。

以前から身代わりメガラグを使っていてターン数がもっとあればと感じていたので持ち物は湿った岩。

これまで雨始動要員にニョロトノを選択していた理由としてペリッパーの耐久を信用していなかったという点が大きかったが、耐久にしっかり振れば雨の再展開も容易だったのでやはり使ってみない事には何もわからないと感じた。

初手電気タイプ対面は誇張抜きで全部読み負けた。正解がわからない(後述)。

 

ミミッキュ@気合の襷 
f:id:Suiropoke:20180612051327j:image

性格:意地っ張り

特性:化けの皮

努力値:AS252 H4

技構成:影撃ち、シャドークロー、じゃれつく、剣の舞

相手に先に積み技を許してしまった場合の強引な切り返し手段や他のポケモンで相手を消耗させた後の〆、相手のミミッキュ対策にもなると思い採用。

これまでミミッキュを上手く使えた事がなかったが、ようやく活躍させてあげることが出来た。

恐らくこれまではミミッキュに対してよく言われる「雑に使っても強い」「とりあえず選出すれば活躍する」といった言葉を鵜呑みにしていたから活躍させてあげられなかったのかな、と思う。

しっかりと構築段階や選出画面で勝ち筋のイメージを描く事の大切さを改めて感じた。

19まで到達するまではじゃれつくを外した記憶がほとんどないが、溶かしていた時は外したら負けに直結する場面で外しまくったので良くも悪くも対戦の中心だなあという気がした。

 

ボーマンダ@メガストーン 
f:id:Suiropoke:20180612051342j:image

性格:陽気

特性:威嚇→スカイスキン

努力値:H212 A28 B4 D12 S252

技構成:捨て身タックル、毒々、身代わり、羽休め

もう1体のメガ枠。

草タイプに強い、リザードンに弱くない、毒羽型にする事で選出されやすいロトム、サンダー、クレセリアポリゴン2カバルドン等を消耗させられる点がラグラージの裏のメガ枠として非常に噛み合っている。と思っていた。(後述)

相手のマンダに先に毒を入れたい事やジャローダルカリオの上を取りたいので最速。

毒羽型は自分では今時珍しいのではないかと思っていたが意外に見かける事が多かったので環境の変化を感じて面白かった。

竜舞と地震がなく、種族値の暴力で何でも解決してくれる型ではないので、本当に刺さると思った時しか選出しなかった。 

 

ヒードラン@クサZ 
f:id:Suiropoke:20180612051403j:image

性格:控えめ

特性:貰い火

努力値:CS252 D4

技構成:マグマストーム、大地の力、ソーラービーム、毒々

前期使用していたものと同じ。

雨に対して選出されやすい草タイプ+水タイプに対して数的有利を稼ぐ。

クサZが読まれやすくなっていたかというとそうでもなかった。

地震や気合玉採用のリザYが大分減った感じがあるのは追い風だったかもしれない。

以前からであるがマグマストームと毒々の命中率が逆になっているんじゃないかと思う時がある。

 

ナットレイ@バンジの実 


f:id:Suiropoke:20180612051418j:image

性格:のんき(S個体値0)

特性:鉄の刺

努力値:H252 B148 D108

技構成:タネマシンガン、ジャイロボール、鈍い、宿り木の種

胞子の一貫切り、相手の水タイプ受け、ガルミミやトリル展開への抵抗等々雨パに欲しい要素をひたすら詰め込んだ神ポケ。

努力値は6世代ガルモン時代のもの。振り直しが面倒でそのまま使っていたが特に不都合はなかった。しかしちゃんと現環境に合わせた配分にした方が良いのは言うまでもない。B<Dにしてダウンロード対策をするとか。

鈍いは相手のボーマンダに隙を見せにくくなると思い採用。ギロチンを当てられなければグライオンも何とかなると思っていたが何とかなった事はない。

技の4枠目は体力回復手段が木の実だけだと不安なので宿り木の種としたが、相手のナットレイに対抗したり進化の輝石を落とせる叩き落とすの方が良かったと思う事もあった。

♀だからかタネガンをあまり当ててくれなかった。ヒット数を増やすために♂推奨。

 

【選出パターン】

・基本

ペリッパーf:id:Suiropoke:20180612080821j:imageラグラージf:id:Suiropoke:20180612080838j:image+@1f:id:Suiropoke:20180612080904j:imagef:id:Suiropoke:20180612080921j:imagef:id:Suiropoke:20180612080948j:image

・雨が通せないと判断した時

ボーマンダf:id:Suiropoke:20180612081011j:image+@2f:id:Suiropoke:20180612080904j:imagef:id:Suiropoke:20180612080921j:imagef:id:Suiropoke:20180612081120j:image

 

【苦手な相手など】

ボルトロスf:id:Suiropoke:20180612072424j:imageカプ・コケコf:id:Suiropoke:20180612072448j:image

まず初手に出される。ペリッパーで居座るかラグに直に引くかの択は全て負けた。

Twitterでアンケートとってみたら回答がぴったり半々だった時は頭を抱えた。


f:id:Suiropoke:20180612072507j:image

 

 

ギルガルドf:id:Suiropoke:20180612072530j:image

ゴーストZでミミッキュ以外乙。前期からまるで成長していない。

自分がメガラグの地震で相手のギルガルドを一撃で落とせた事は片手で数えられる程しかなかったが、立場が逆になると確定1発で吹っ飛ばされてるのでキングシールドじゃんけんが下手な事と併せて自分が使うと弱いポケモンNo.1だと思う。

 

バンギラスf:id:Suiropoke:20180612072555j:imagef:id:Suiropoke:20180612080622j:image

雨始動要員が最遅ペリッパーである事とメガ進化を絡められると天候アドを握らせてもらえない。

 

カミツルギf:id:Suiropoke:20180612072609j:image

マンダとドラン以外まともに相手が出来ない。ドランもブーストされてたりマグスト外すと聖剣で乙。ニョロトノと違いペリッパーなら少しは抵抗出来るのは救いかもしれない。

 

・ラティハッサムf:id:Suiropoke:20180612072629j:imagef:id:Suiropoke:20180612080642j:imageサザングロスf:id:Suiropoke:20180612072641j:imagef:id:Suiropoke:20180612080659j:image

浮いているドラゴンと鋼の並びはラグラージの技を一貫させてもらえない。交換読みの択がしんどい。

 

エアームドf:id:Suiropoke:20180612072823j:image

100パーセント選出される。交換読み交換を駆使してドランとの対面を作らなければならなかったりで読みの負担が大きい。

 

・Sに振ったカプ・レヒレf:id:Suiropoke:20180612072843j:imageスイクンf:id:Suiropoke:20180612072851j:image

ドランが飛ばされると逆に数的有利稼がれて終了。

 

カビゴンf:id:Suiropoke:20180612072917j:image

頑張れ毒羽マンダ。

 

ギャラドスf:id:Suiropoke:20180612072930j:imagef:id:Suiropoke:20180612080715j:image

ギャラドスナットレイで見ることが多いので飛行Z型だったりナットレイが消耗していると苦しい。ヤャラドスに交換読み大文字を撃たれた時は元から多い白髪が更に増えた。

 

・ヘラクレセf:id:Suiropoke:20180612080740j:imagef:id:Suiropoke:20180612072957j:image

トリル展開を止める手段がありません。たいありでした。

 

・バトンf:id:Suiropoke:20180612073040j:imagef:id:Suiropoke:20180612073046j:imagef:id:Suiropoke:20180612072629j:imagef:id:Suiropoke:20180612073055j:imagef:id:Suiropoke:20180612073100j:imagef:id:Suiropoke:20180612073238j:imagef:id:Suiropoke:20180612073300j:image

展開を止める手段がありません。滝登り怯みとミミッキュのシャドクロ急所を祈る。

 

・受けループ、受け志向の構築、オニゴーリ入りf:id:Suiropoke:20180612073400j:imagef:id:Suiropoke:20180612073414j:imagef:id:Suiropoke:20180612073436j:imagef:id:Suiropoke:20180612073457j:imagef:id:Suiropoke:20180612072823j:imagef:id:Suiropoke:20180612073615j:imagef:id:Suiropoke:20180612073602j:imagef:id:Suiropoke:20180612203543j:imagef:id:Suiropoke:20180612073638j:image

大体無理。相手にしてたらてーきゅうチャージマン研を何話分見終わる事やら。

てーきゅう10期はよ。

 

【終わりに】

シーズン開始当初は今期こそ雨パを卒業するとTwitterで大口叩いてましたが結局雨に戻しました。

でもこれまで使ってこなかったペリラグ構築だしまぁいいかなと。
f:id:Suiropoke:20180620184444j:image

初めて触れたペリラグで1900という自分の中での最低限のラインは到達出来た事とデフレと呼ばれるシーズンで途中まで順調にレートを伸ばしていた事から弱い構築ではないとは思いますが、1900からひたすらレートを溶かしたため解散となりました。

溶かした理由としては

・ラグ以外が電気の一貫を切っていないので相手視点では電気タイプを絡めた立ち回りが比較的楽

・採用率が上がっているバンギやグロス、ゲッコを見るとマンダが出しにくくなる=多少不利とわかっていながらも雨選出をしなければならない場面が多い

グロスのアムハン採用率が高いのでナットレイで見れなくなった

・トンボル脱出トノと比べて初手にリザを出されると立ち回りが難しい

・採用率が上がっているカビゴンにまともに対応出来そうなのがマンダだけなのにマンダが選出し辛い

・要するに裏選出が上手く組めておらず、自分の中でペリラグ構築において環境に合わせた他4体を選択する感覚がまだ掴めていない

といったところかなと。

しかしながら環境は一日一日変化するものなので、この構築、あるいは似たような構築でレートを伸ばせるタイミングは必ずあると思います。

ですので自分用のメモとしても、雨パをこれから使ってみたい方やその対策を考えたい方の参考として十分意味があり、この記事を書いた事は決して無駄ではないと考えています。

今シーズンはまだ残っているのでペリラグを固定して他の4体をまた色々と考えていく事とします。

ではではでは。
f:id:Suiropoke:20180620122032j:image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幼児退行したい気持ちはやっぱり一向に治まる気配がないので私のママになってくれる人は継続して募集しております。

パンツに付いているリボンを考えた人は天才だという気持ちも変わりません。