【USMシーズン12使用構築】予報はいつも雨模様なペリラグ【最高最終2001】

【始めに】

シーズン12お疲れ様でした。

今期は前期に使用していた構築をベースとしたものを使用し、最高レート2001と目標のレート2000を達成する事が出来ました。

前期の構築からの変更点を主に今回は紹介させて頂きます。

 

【使用構築】
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【構築の経緯】

大筋は前期のものと同じなので前期構築記事も併せて参照。

suiropoke.hatenablog.com

前期最終盤に選出パターンが見えてきてからはまずまず勝率がよかったので、S12も引き続いて使用し選出パターンを固めていけばレートを伸ばせると判断した。

 

【コンセプト】

ラグラージの選出誘導力を活かし、ラグラージ以外の5体をメインに選出と立ち回りを決める

②攻撃性能に優れたポケモンで手持ちを固め、サイクルをあまり回さずに火力を押し付けて競り勝つ

 

【個別紹介】

ラグラージ@メガ
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性格:意地っ張り

特性:湿り気→すいすい

努力値:AS252 D4

技構成:地震、滝登り、冷凍パンチ、岩石封じ

いつもの。後述のペリッパーがクッション役や相手をラグラージの圏内に押し込んでくれる役割をよくこなしてくれたため、前期より選出の機会が増えた。

身代わりは有名になりすぎて貼っても素直に殴られる場面が多く、また恐らく岩技非考慮で雨下でもリザがよく突っ張ってくるので岩石封じに変更した。岩石封じ採用はマンダが多い現環境にも上手いことハマり見事にエースの座に返り咲いた感がある。

 

ペリッパー@突撃チョッキ
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性格:冷静(S個体値0)

特性:雨降らし

努力値:H252 C118 D140

技構成:波乗り、暴風、叩き落とす、蜻蛉返り

構築のMVP。面接で「私は物に例えると潤滑油です」と言っても許される。

記事のタイトルの由来はとにかくこのポケモンを選出した事から。

突撃チョッキによりD耐久を引き上げ、リザードンYへの後出し性能、雨の初手に投げられやすいゲッコウガメガゲンガー等に対する性能を確保したペリッパー

天候操作や対面操作は勿論、Sを落としている事で相手のトリックルームを逆利用したり、通りの良い水飛行の攻撃範囲で相手を削ったりとペリッパーでなくては出来ない事がたくさんあった。

詳細は後述。

 

③-1カミツルギ@鋼Z
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性格:陽気

特性:ビーストブースト

努力値:AS252 H4

技構成:リーフブレード、聖なる剣、スマートホーン、剣の舞

受け志向構築への対抗手段。

前期は悪Zでの採用だったがメタグロスギルガルド入りの構築に対してあまり選出出来ていないと感じた事と、フェアリータイプに対するしっかりした打点を持ちたいのでスマートホーン採用の鋼Zに変更した。

タイプ一致打点の鋼Zを採用する事でいくらか削れたメガフシギバナモロバレル辺りをよく掘って♂くれた。

シーズンを通して構成が安定せず、テテフのサイキネを耐える調整にしたりノーマルZにしたりとしていたが、ASぶっぱ鋼Zに戻したタイミングでリザテテフ相手に2000チャレの試合を落とした。このゲームは難し過ぎる。

 

③-2ギルガルド@食べ残し
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性格:控えめ(A個体値0)

特性:バトルスイッチ

努力値:H204 B4 C78 D12 S212

技構成:シャドーボール、毒々、身代わり、キングシールド

ボックスの隅にいた調整意図をよく覚えていないポケモン

一貫性が高いゴースト打点や毒々で相手を消耗させるのが強いと思い、時々カミツルギと入れ替えて使っていた。停滞していた時期を抜け出させてくれたポケモン

ただ、このポケモンを採用した事で相手のグライオンを呼びコケコの通りが悪くなったり等のマイナス面もあった。

そもそもキングシールドじゃんけんが致命的に下手な事もあり、めんどくさくなって1900↑ではカミツルギに戻した。

 

ボーマンダ@メガ
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性格:腕白

特性:威嚇→スカイスキン

努力値:H244 A4 B156 D28 S76

技構成:捨て身タックル、地震、竜の舞、羽休め

前期と同じ。雨で重いメガガルーラやメガギャラドス、相手のメガラグラージ等を物理耐久をタテに強引にしばく。

相手のメガボーマンダには強くなかったりする。

ラグラージが前期より大分選出しやすくなったので地震の枠は身代わりで良かったもしれない。

 

⑤カプ・コケコ@こだわり眼鏡
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性格:臆病

特性:エレキメーカー

努力値:CS252 B4

技構成:十万ボルト、ボルトチェンジマジカルシャイン、雷

前期と同じ。雷連打で気持ちよくなれる神ポケ。

メガゲンガー同速でほぼ負ける現象がサイレントアプデで大分緩和されていた。

そのかわり麻痺はあまり引かなくなった気がする。

 

ミミッキュミミッキュZ
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性格:意地っ張り

特性:化けの皮

努力値:H164 A140 B196 D4 S4

技構成:影撃ち、じゃれつく、電磁波、鬼火

前期と同じ。剣の舞がなくて困った場面はあまりなかった。

肝心な場面で技を外すのも前期と同じ。

 

【チョッキペリッパーについて】

この構築の中核となったチョッキペリッパーについてのあれこれ。

ペリッパーは特殊水飛行の攻撃範囲が非常に優れているため選出画面の時点でラグラージは通りにくいがペリッパーは通りやすい、と感じる事があり、ピン選出での起用が前期から非常に多かった。

しかし特殊耐久の低さ故に行動回数があまり確保出来ない点が常に気になっていた。

また、自分だけでなく、ペリッパーを使っていて以下のような経験をした人は少なくないと思う。

 

①「折角の飛行打点があるのに、草タイプのジャローダ等に押し負ける」

 

②「ゲッコウガの悪の波動怯みで何もさせてもらえず落ちた」

 

③「初手メガゲンガーの身代わり警戒で殴ったら、相手も素直に殴ってきて落とされた」

 

④「リザYとの天候の取り合いで特殊耐久の低さゆえに競り負けてしまう」

 

⑤「上手いこと相手のトリックルームを逆利用したいのに耐久がない」

 

これらに対する回答として

「じゃあペリッパーの特殊耐久を上げればいいんじゃね?」(脳死)

と思いチョッキペリッパーの考察を開始した結果、H252、D140、残りCの調整が完成した。

(私以外にもチョッキペリッパーの考察をされている方はいるので他にもっと良い調整があるかも)

上記の①~⑤に対するダメージ計算の結果を以下に記載する。

f:id:Suiropoke:20181019072231j:image補正なしC無振りジャローダリーフストーム25.7%〜31.1%
→C無振り+2ジャローダリーフストーム52%〜61.6%→確定3発

 

f:id:Suiropoke:20181019072756j:image補正なしC252ゲッコウガの悪の波動25.7%〜31.1%→確定4発

天の恵みゲッコウガにはお手上げ

 

f:id:Suiropoke:20181019072300j:image補正なしC252メガゲンガーのヘドロ爆弾41.9%〜50.2%→乱数2発 (0.39%)

毒と輪投げは気合で回避

 

f:id:Suiropoke:20181019072334j:image補正なしC252メガリザードンYエアスラッシュ32.9%〜39.5%→乱数3発 (99.8%)

 

f:id:Suiropoke:20181019072359j:image補正ありC252+1ポリゴン2のトライアタック43.7%〜52%

f:id:Suiropoke:20181019072432j:image補正ありA252メガクチートの不意打ち38.3%〜45.5%

→+1トライアタックと不意打ちを一回ずつ耐えるのでポリクチ構築に対して

先発コケコポリ2対面でボルチェンからペリッパー

→交代際にトリルを貼られたらペリッパーの波乗り連打で荒らすという動きが可能

※十万ボルトは事故と割り切る

 

以上の耐久力を確保することでペリッパーをピン選出しやすくなったり天候を握りやすくなっただけでなく、相手の特殊アタッカーに強引に突っ張ったり、また後続の圏内に押し込むことが出来る場面が格段に増えた。

 

しかし、この型や調整はメリットばかりでなく下記のデメリットも存在する。

①電気タイプ対面の択

メガメタグロスリザードンX等に雷パンチをぶち込まれるのではと警戒させられる

③襷なら強引に耐えることのできた物理Zやストーンエッジ等を耐えられない

④H252D6ブレードギルガルドに対する波乗りが乱数50%、カミツルギを暴風1回で落とせない。

(対カバマンダ系の性能もある程度あるので割と致命的。ドロポンは威力0のクソ技だし

 

チョッキペリッパーに関する考察は以上である。

他にも気合の襷を他のポケモンに渡せたりといったメリットも存在するので

本考察を叩き台としていただければ幸いである。

 

【選出パターン】

前期は選出パターンを固められなかった故にレートを伸ばせなかったので選出パターンを固める事を意識した。

とはいえ直近の戦績やその他取り巻きなどで割とコロコロ変わっていたと思う。

カバマンダ系f:id:Suiropoke:20181018112935j:imagef:id:Suiropoke:20181018113000j:imagef:id:Suiropoke:20181018112912j:image@2
マンダマンムーf:id:Suiropoke:20181018113231j:imagef:id:Suiropoke:20181018113000j:imagef:id:Suiropoke:20181018112912j:imagef:id:Suiropoke:20181018113342j:imagef:id:Suiropoke:20181018113148j:image

カバリザ系f:id:Suiropoke:20181018112935j:imagef:id:Suiropoke:20181018114036j:imagef:id:Suiropoke:20181018114047j:imagef:id:Suiropoke:20181018112912j:image@2

グロスf:id:Suiropoke:20181018113454j:imagef:id:Suiropoke:20181018112912j:imagef:id:Suiropoke:20181018113342j:imagef:id:Suiropoke:20181018113046j:imageorf:id:Suiropoke:20181018113148j:image
バンギ軸f:id:Suiropoke:20181018113744j:imagef:id:Suiropoke:20181018113148j:imagef:id:Suiropoke:20181018113342j:imagef:id:Suiropoke:20181018112912j:image

ゲンガー軸f:id:Suiropoke:20181018122348j:imagef:id:Suiropoke:20181018122410j:image@2

ガルーラ軸f:id:Suiropoke:20181018114304j:imagef:id:Suiropoke:20181018113046j:imagef:id:Suiropoke:20181018113148j:imagef:id:Suiropoke:20181018113000j:image

ミミロップf:id:Suiropoke:20181018114404j:imagef:id:Suiropoke:20181018112912j:image@2

受けループ系f:id:Suiropoke:20181018120355j:imagef:id:Suiropoke:20181018115532j:imagef:id:Suiropoke:20181018120407j:imagef:id:Suiropoke:20181018120503j:imagef:id:Suiropoke:20181018120418j:imagef:id:Suiropoke:20181018120540j:image
f:id:Suiropoke:20181018112912j:imagef:id:Suiropoke:20181019072836j:image@1

ランドアゴギャラf:id:Suiropoke:20181018114815j:imagef:id:Suiropoke:20181018114838j:imagef:id:Suiropoke:20181018114853j:imagef:id:Suiropoke:20181018112912j:imagef:id:Suiropoke:20181018113148j:imagef:id:Suiropoke:20181018113000j:image
ポリクチf:id:Suiropoke:20181018115101j:imagef:id:Suiropoke:20181018115111j:imagef:id:Suiropoke:20181018113046j:imagef:id:Suiropoke:20181018112912j:imagef:id:Suiropoke:20181018113148j:image

ラティクチf:id:Suiropoke:20181018115728j:imagef:id:Suiropoke:20181018115746j:imageラティハッサムf:id:Suiropoke:20181018115958j:imagef:id:Suiropoke:20181018120039j:image
f:id:Suiropoke:20181018115803j:image@2
草タイプ絡みのサイクルf:id:Suiropoke:20181018115519j:imagef:id:Suiropoke:20181018115532j:imagef:id:Suiropoke:20181018115542j:imagef:id:Suiropoke:20181018115552j:image
f:id:Suiropoke:20181018115359j:imagef:id:Suiropoke:20181019072836j:image@1

ラクレセf:id:Suiropoke:20181018120311j:imagef:id:Suiropoke:20181018120325j:imagef:id:Suiropoke:20181018120206j:imagef:id:Suiropoke:20181018115359j:imagef:id:Suiropoke:20181018120139j:image

【苦手なポケモン

メガフーディン
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トレースされると致命的な特性がこちらに多い。ミミッキュを絡めて頑張る。

 

先発メガメタグロス
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実は初手に出されると凄まじく重い。雷パンチ持ちに何度も泣かされた。

ある程度以上のレート帯の人は初手に投げてくる事が多いので

コケコで雨無し雷を当てて何とかする大変頭の悪い対応をする事が多かった。(雷1発で落ちないパターンも少なくないが)

 

カプ・テテフ
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耐久に振った眼鏡でも単純なCSスカーフ型でもゲロい。

 

S振り身代わりorHD振りポリゴン2
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前者はペリの叩きに合わせて身代わりを貼ってくるし、後者はコケコでゴリ押せない。

 

霊獣ボルトロス
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出されない事を祈った方がいいレベル。頼むぞラグの選出誘導力。

 

ロトム
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コケコかカミツルギミミッキュでなんとかしたいが、易々とさせてくれるプレイヤーなんて今時いない。

 

サンダー
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ゴツメ型無理。

 

呪い持ちナットレイ
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カミツルギを上手く残さないといけない。

呪いがなければマンダである程度対応は出来るのだが…。

 

バトン 
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止める手段がありません。たいあり。イーブイバトンはカミツルギがZを切るタイミング次第ではいけるかも。

 

オニゴーリ
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コケコとカミツルギでなんとかする。

 

【終わりに】

とりあえず今期はシーズン9以来のレート2000を達成する事が出来てホッとしています。

前期も含めて上手くいかない時期も長かった構築ですが、それ故に構築を活かすも殺すも使い手の経験と考察次第である事や、良い流れが来るまで諦めずに試行回数を稼ぐ事の大切さを痛感させられました。

また、トノラグとペリラグの両方でレート2000を達成する目標も叶ったので、今度こそ一旦雨パから離れてみようかなと考えています。

 

仕事やプライベートが中々上手くいっていない時には、ツイッター上でしょうもない発言を時々吐き出したりもしますが、これからも何卒よろしくお願いします。

 

メイン TNスイロ

最高最終レート2001
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サブ TNいもりすずこ

最高19×× 最終1910

 

【余談】

メインサブ両方でシーズン途中に334位を達成しました。
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QR

3ds.pokemon-gl.com

 

【USMシーズン11使用構築】選出誘導ペリラグ【最高1925】


【始めに】

シーズン11お疲れ様でした。

最高レートは1900台前半に到達した程度であり決して結果を出せた構築とは言えませんが、

自分自身の情報整理や備忘録として構築記事を作成させて頂きました。

ツッコミ所満載ですが、こんな考え方もあるんだなー、程度に思って頂ければ幸いです。

 

【使用構築】
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【構築の経緯やコンセプト】

今シーズンのスタート時は、特に新しい構築の案が思いつかなかったため、前期終盤に使用していたトリル雨を引き続いて使用していた。
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https://suiropoke.hatenablog.com/entry/2018/07/08/160806

「自身が経験を積めばこの構築はまだ上を目指せる」と考えており、シーズンが開幕してから比較的早期にレート1800に到達する事は出来たものの、結局調子を維持する事は出来ずレート1600を割ってしまう結果となってしまった。

構築の欠点として選出が難しいという事もあったが、特に感じていた事は「ラグラージの通りが以前と比べて悪くなった」という事である。

 

その原因はレート対戦をプレーするユーザー層の絞り込みが更に進んだ事や、また前期は夢咲楓氏が雨パを使用して高レートを記録していた事からS11において雨パの使用率が増加する事を見越して対策が練られた事等ではないか、と考えた。

 

しかし、物の見方を変えれば「ラグラージの通りが悪い」という事は

「相手はラグラージに対して有利なポケモンの選出を強いられている」と捉える事もでき、選出誘導力は未だに強いのではないかと判断した。

 

ラグラージの存在が選出を誘導していると感じたポケモンは以下の通りである。(実際はまだいるかも)
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「天候パのキモは裏選出」と古くから言われており、これらのポケモンに対して不利をとりにくいポケモンラグラージ以外の5体を固める事によってレートを伸ばせるのではないかと考えた。

「何を今更当たり前の事言ってんだコイツ?」という話ではあるが今回は自身の思考をかなり極端にし、

「これらのポケモンが1体でも相手の構築に見えたらラグラージを極力出さない事をまず考える」

と選出パターンとプレイングの基本方針を固めた。

※あくまで『極力』なので、どこかでラグラージが身代わりを貼れたら有利になれそう、他のポケモンでのサポートがあれば通せそうと判断した場合等は選出した。

当然だがラグラージを出さない事にこだわって自分から不利な状況を作るなど本末転倒である。

 

また、シーズン途中にカバリザミミガッサ
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を主体とした対面構築(で認識は合ってますか?)の使用を試していた際に、攻撃性能に優れたポケモンで手持ちを固め交換コマンドの使用回数を減らす事により、

交換際の急所被弾、技の追加効果を引く、釣り交換の失敗等の一気に状況が不利になる要素を減らせる点に魅力を感じた。

そのため、ラグラージ以外の5体は攻撃性能が高いポケモンのみで固める方針を決めた。

 

方針①…ラグラージの選出誘導力を生かし、基本的にはラグラージ以外の5体をメインに選出と立ち回りを決める。

方針②…5体のポケモンは攻撃性能が高いポケモンで固める。

以上2点の方針より、以下の6体の並びが完成した。
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【個別紹介】

ラグラージ@メガ
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性格:意地っ張り

特性:湿り気→すいすい

努力値:AS252 D4

技構成:地震、滝登り、冷凍パンチ、身代わり

相棒枠でさいつよエース…であるが今回の方針上、選出誘導役に徹してもらった。

ボーマンダカミツルギミミッキュと相性が良いサポート型にして雨偽装の構築にする事も考えたが、 やはり通る時はとことん通る事とテッカグヤヒートロトムバシャーモギルガルド等に対して身代わりを貼れた時にアドバンテージを稼ぐ力の高さは魅力的だったので普通のアタッカー型で使用した。

ラグラージを極力出さない」と自分の中で方針をハッキリと決めておく事で選出画面での負担が少なくなり、負けた際も割り切る事が出来ていたように思う。

ラグラージを選出していれば勝てたのに」と思った場面も少なく、今回の構築や自身の思考の方向性自体は決して間違ってはいないと感じた。

 

ペリッパー@気合の襷
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性格:冷静(S個体値0)

特性:雨降らし

努力値:HC252 B4

技構成:波乗り、暴風、叩き落とす、蜻蛉返り

雨始動役。 ラグラージが誘導するポケモンに対して有利を狙う、という構築の方針から暴風により草タイプに打点があり、最遅にする事でカバルドン相手にも天候を握り、蜻蛉返りで欠伸ループを切れるペリッパーを選択した。

後述のカプ・コケコのサポート役としての活躍の場面が非常に多かった。

地面タイプ無効、蜻蛉返りによる対面操作、トリックルームへの切り返し、叩き落とすにより後続をサポート出来る事から、ラグラージと同時選出をしなくても十二分にその性能を発揮してくれた。

水技は相手のカプ・コケコを落とせるハイドロポンプが一番良いのだが、命中率に泣かされたので波乗りにした。

波乗りでH252ブレードギルガルドを落とせる事は覚えていて損はないと思う。 

 

カミツルギ@悪Z
f:id:Suiropoke:20180904131725j:image

性格:陽気

特性:ビーストブースト

努力値:AS252 H4

技構成:リーフブレード、聖なる剣、辻斬り、剣の舞

ラグラージが呼ぶ水タイプ、カバルドンナットレイカビゴンに強いポケモン

何故これまでこのポケモンを使ってこなかったのか、と後悔するくらい強かった。

ノーマルZでの採用率がS11においては高かったが最大の仮想敵であるリザードンがXの個体数を増やしており、Yも耐久にいくらか割いている事もあったりであまり生きていないと感じる場面が多く、メタグロスギルガルドへの打点になる悪Zを選択した。

 

ボーマンダ@メガ
f:id:Suiropoke:20180904102828j:image

性格:腕白

特性:威嚇→スカイスキン

努力値:H244 A4 B156 D28 S76

技構成:捨て身タックル、地震、竜の舞、羽休め

2体目のメガ。草タイプや雑に広く物理ポケモンを見てくれるHBベースボーマンダ

詳細はこちら。(掲載許可を頂いています)

 http://kyon1101.hateblo.jp/entry/2017/07/30/121115

恐らくこの枠はリザードンXの方が攻撃範囲的に噛み合っており、実際に使用していた時も活躍してくれてはいたのだが

自身のプレイングスキルの低さ故に対ガルーラ構築や相手のステルスロック警戒等で選出も立ち回りも歪まされていると感じる事が多かったのでボーマンダに変更した。

本来ならば、この型のボーマンダは物理ポケモンをガッツリ起点とするために身代わり採用の1ウェポンでの使用になると思うが、

ラグラージの選出が控え目になる方針上、電気、鋼、岩タイプへの打点を確保出来るように地震を採用した。

地震を採用していた故に拾えた試合も多かったのでこの構築ではこれで良かったと思っている。

 

⑤カプ・コケコ@こだわり眼鏡
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性格:臆病

特性:エレキメーカー

努力値:CS252 B4

技構成:十万ボルト、ボルトチェンジマジカルシャイン、雷

電気技3ウェポンコケコ。構築の真のエースで運勝ち製造機。 選出画面ではこのポケモンが通せるかを真っ先に確認するようにしていた。

前期結果を出している雨パは電気枠を採用していないものも多かったが、個人的に対面操作要員がいないと不安な事とキノガッサゲッコウガの存在はやはり無視できないと考えたため採用した。

受け主体の構築に対し、ペリラグ、ツルギ、マンダの存在がグライオンの選出を抑制してくれるため雷を連打しているだけで非常に有利になれる。

電気半減への交換が見え見えな場面で躊躇なく雷を撃ってもお釣りがくる。

マジカルシャインの一貫性も高く、カバルドン等にも安易な後出しを許さない。

メガゲンガーとの同速で悉く負ける事を除けば完璧と言って良いくらい強かった。

 

ミミッキュミミッキュZ
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性格:意地っ張り

特性:化けの皮

努力値:H164 A140 B196 D4 S4

技構成:影撃ち、じゃれつく、電磁波、鬼火(呪い、毒々)

雑に広い範囲に対応出来るABミミッキュ

カミツルギと2Z選出をした時やミミッキュZを消費した後、威嚇を入れられてしまった後にも仕事をこなせるように状態異常技を採用した。

カプ・コケコ、カミツルギボーマンダは性質上、相手に先に積まれてしまう事を苦手とするため電磁波や鬼火は切り返しの手段として非常に噛み合っていた。

身代わり不採用のボーマンダが多かった事も追い風。ただし肝心な場面で外す。

 

【選出パターン】

特になし。このポケモンの一貫性を作る、と選出画面で決めて立ち回る。

カプ・コケコを通すルートを考える事が一番多かった。

 

【その他に採用出来そうなポケモン

今回紹介した以外にも採用したら活躍出来そうだと思ったポケモン

 

ギルガルド
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対テテフ性能やポリクチ、ラティクチ等に対抗する手段として毒守型が欲しくなる場面が多かった。

 

ジュナイパー
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キノガッサや対電気タイプ。

 

ラティアス
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対電気タイプ、対リザードン、広い範囲で特殊アタッカーを見てくれそう。

 

ジャローダ
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ゴツメ型にして対ガルミミガッサ。

 

ラグラージ
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サポート型にして雨偽装。チョッキを持たせて雑に広い範囲と殴り合う。

 

リザードンX
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一時期実際に使っていた。対電気タイプ、低速サイクルへの崩し。

何故かリザYだと予想されているような動きをよくされた。

 

【苦手なポケモンなど】

起点作りミミッキュ
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天候パの宿敵。起点作り型を想定すると素直に殴られて半壊する事もあったので完全に切っていいかもしれない。

 

カプ・テテフ
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今時スカーフテテフで殴るだけで半壊する構築があるらしい。 

 

フーディン
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ビーストブーストやすいすいをトレースされると目も当てられない。

 

エアームド
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好き放題仕事されます。 仕事が出来る、って喜びを私も味わってみたいです。(無能会社員)

 

アローラキュウコン
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どう足掻いても絶望。

 

トリトドン
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選出画面にいたら「ああ、終わった…」と声が漏れるレベル。 

 

霊獣ボルトロス
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どんな型であろうとこちらの被害は避けられない。

 

サンダー
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アタッカー型やHBDに振り分けた毒羽型ならラグラージが有利なのだが、HBにほぼ振り切ったゴツメ型だとコケコ以外に突破手段がない。

 

メガゲンガー
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コケコとの同速でこっちが9割方負けるバグを早く修正してください。

 

ラティクチ
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ミミッキュで状態異常を入れて何とかする。

 

カバマンダ
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人によって選出パターンもポケモンの型もバラバラなので安定しない。

 

バトン
f:id:Suiropoke:20180904121344j:imagef:id:Suiropoke:20180904121356j:imagef:id:Suiropoke:20180904121923j:image

大体無理。 ミミッキュに呪いを採用しても木の実食べられて押し負ける。

 

 

【終わりに】

今期は比較的早期にレート1800に到達しながら、その後は停滞しシーズン終了の1日前にようやく1850に到達するという体たらくでした。

 

しかしながら、一応自分の中での最低限の目標であるレート1900には到達出来た事と、選出の感覚が見えてきてからの勝率はまずまず高かったとは思うので来期以降へ繋がるものは得られたと思っています。

 

今シーズン最も課題であると感じたことは自分自身のメンタルの弱さです。仕事やプライベートで上手くいかなかった時の苛立ちがモロにレートに反映されるといいますか…。

仕事の忙しさを言い訳に使っていた節もあります。

 

そんな中でも励ましの言葉をくださるTwitterのフォロワーの方やオフ会で直接お会いしてくださった方、キャスを観に来てくださった方には何度助けられたかわからない程であり、どれほど言葉を並べても言い表せないくらいに感謝しております。

本当にポケモンをプレーしていて、レート対戦をしていて良かったなぁと思っています。

 

至らない点ばかりではありますが、今後とも何卒よろしくお願い致します。

 

 

メインROM  TNスイロ

最高1925 最終1914
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サブROM TNいもりすずこ

最高1850 最終1799
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QR

 

 https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-C6BA-40DA

 

【USMシーズン10使用構築】ペリラグ大反省会【最高1957】

【はじめに】

シーズン10お疲れ様でした。シーズン10の終盤において使用していた構築を記事として公開致します。

最高レート1957とレート2000に達する事が出来なかった構築のため、反省が大部分を占めており無駄に文章が長いです。

 

【使用構築】
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【構築経緯】

前回紹介した構築(https://suiropoke.hatenablog.com/entry/2018/06/20/210836)の反省点から構築を組み直す事とした。

①相手の水タイプが重いので電気枠を採用する

ペリッパー以外の対面操作要員がほしい

③重いバンギラスボーマンダカビゴン、草タイプ等に強い裏のメガ枠

ラグラージ以外で相手の電気タイプに強めなポケモン

これらの要素を取り入れる事から再出発し、

「それ前期のトノラグで使ってたコケコランドグロスでええやん」

(https://suiropoke.hatenablog.com/entry/2018/05/03/232726)

と考え以下の並びが完成した。
f:id:Suiropoke:20180705125035j:imagef:id:Suiropoke:20180705125045j:imagef:id:Suiropoke:20180705125131j:imagef:id:Suiropoke:20180705125209j:imagef:id:Suiropoke:20180705190321j:imagef:id:Suiropoke:20180705190330j:image

種族値と特性の暴力を持ち、前期に使用していたためある程度自信のあったコケコランドグロスを取り入れる事により1700を割ってしまったレートを1800台後半まで回復させる事が出来たがその後は1800台前半~中盤で停滞した。

この並びを使っていて感じた点は以下の通り。

 

①雨ミラーが苦手

②相手のトリックルームが苦手

③相手のナットレイハッサムカミツルギに行動の猶予があり結局こちらが消耗する

④鋼+浮いているドラゴンの並びに相変わらず読みの負担が大きい

ペリッパーに湿った岩を持たせても今の環境は天候を上書きされやすい

ペリッパーのタイプが優秀なため意外に単体で選出したい場面が多かったが火力不足に泣く場面があった

 

①②から自分の構築にもトリックルームの要素を仕込めば良いのではないかと考え、

③④から自然に炎技を採用でき、攻撃技の一貫性が高めなポリクチの採用を思い付いた。

⑤⑥からペリッパートリックルーム下でも運用出来るアタッカー型へ変更する事を決め、以下の並びが完成した。
f:id:Suiropoke:20180705125035j:imagef:id:Suiropoke:20180705125045j:imagef:id:Suiropoke:20180705190356j:imagef:id:Suiropoke:20180705190405j:imagef:id:Suiropoke:20180705190429j:imagef:id:Suiropoke:20180705190330j:image

ペリラグ+ポリクチ+コケコランドとか配置学的に高得点な気がしたし、何より雨とトリルの2つのギミックを取り入れてるとか最高にcoolな気がした。

 

【個別紹介】

ラグラージ@メガ
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性格:意地っ張り

特性:湿り気→すいすい

努力値:AS252 D4

技構成:地震、滝登り、冷凍パンチ、身代わり

相棒枠でさいつよぽけ。身代わりの枠を岩石封じに変えた途端やどみがテッカグヤや毒羽サンダー、ヒトムorレボルト+レヒレのような並びに泣かされる事が多かったため、身代わりで今期はほとんど通した。

たまたまなのかギャラドス入りとあまりマッチングせず、リザYに天候を晴れに上書きされたターンは先行出来る仕様も今ではほとんどの人が知っているため「岩石封じがあれば」と思う事は少なかった。

相手の裏のポケモンを読んで行動するか、素直に目の前のポケモンに通る技を撃つか選択を迫られる場面が多いがそういう時は素直な選択をするようにしていた。

こんなんだからマルチ商法や押し売りの類に出会いやすいのだろうか。

 

ペリッパー@気合の襷
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性格:冷静(S個体値0)

特性:雨降らし

努力値:HC252 B4

技構成:ハイドロポンプ、暴風、毒々、蜻蛉返り

前回の耐久振り個体からアタッカー寄りにしたペリッパー。雨始動もトリックルーム下のアタッカーもこなせるように気合の襷。

崩し要素が欲しいので冷凍ビームを切って毒々にしたがメガマンダが減少気味だったので特に不都合は感じなかった。

雨下ドロポンでメガゲンガーや霊獣ボルトロス、一舞回復実ガモスなど本当に一撃で落として欲しい相手が絶妙に落ちない。

トリックルームを絡めて使いたいならZや眼鏡でそちらに特化させた方が良いんじゃないかと感じる事も多かった。

レート1800↑は素直に初手電気タイプ対面で電気技を撃たれた印象。

 

クチート@メガ
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性格:意地っ張り

特性:威嚇→力持ち

努力値:HA252 B4

技構成:不意打ち、じゃれつく、炎の牙、剣の舞

論者を目指していた頃に国際孵化をし、ヤケサーの姫状態になっていたポケモン

記載している技構成は最高レートに到達したときのものであるが、本当にこのポケモンは技構成をどうすればよかったのかわからなかった。

フシギバナに通るアイアンヘッドを採用したり、Sに振ってカグヤやムドーに撃てる雷パンチを採用したり、冷凍パンチを入れてじゃれつくを切ったり…。

トリックルーム下での制圧力は確かであり、こちらの攻撃を相手が半減に出来ないような状況では軽々と勝たせてくれる事もあった。

HAぶっぱよりもDに割いた型の方が動かしやすかったんじゃないかと思う。

 

ポリゴン2@進化の輝石
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性格:控えめ

特性:ダウンロード

努力値:H244 C252 D12

技構成:トライアタック、シャドーボール、めざパ炎、トリックルーム

トリックルーム始動要員。雨パで一貫しがちなゴーストの一貫を切り、耐久数値により構築で重ためなギャラドスサザンドラゲッコウガカミツルギ等を強引に見てくれる事を期待した。

Cが上がった時に単体で相手をゴリゴリ削ってくれるのは本当に頼もしく、クチートと組み合わせる事にこだわらなくても活躍してくれた。

ポリクチを採用した途端にハッサムナットレイをあまり見なくなり、雨パでは相手の水タイプへの打点はあればあるほど良いと思っているので10万ボルトを採用すべきだった気がする。

 

⑤カプ・コケコ@電気Z
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性格:臆病

特性:エレキメイカ

努力値:CS252 B4

技構成:雷、マジカルシャイン、草結び、ボルトチェンジ

電気枠。ボルトロスと迷ったが素の素早さとエレキフィールドを買った形での採用。

相手に地面タイプの選出を強要する圧力が強いという当たり前の事に割と最近気付いた。

雷の電気Zは耐久に割いたグロスハッサム、ガルーラあたりへの乱数が大きく動く、多分。(ダメ計してない)

雷の3割麻痺で幾度となくタイプ的に不利な場面をも覆してきた。3割が如何に高い確率であるかは熱湯、グロス、ゴーリ等がこれでもかとレート民の心に刻み込んできた事である。

ちなみに眼鏡+フィールドの雷ならジャローダに半減でも半分くらい持っていく。

 

ランドロスゴツゴツメット
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性格:腕白

特性:威嚇

努力値:H212 A4 B252 D4 S36

技構成:地震、岩石封じ、とんぼ返り、毒々

前期使用していたものと同じ。 ガルーラ、バシャーモバンギラス入りに選出することが多い。

ラグ以外の電気無効枠とはいえ、Dに割いておらずめざ氷であっさり落ちてしまうので電気無効枠としての役割には疑問。

相手の選出によっては何も出来ずにやられてしまう事も多かった。

ガルーラ入りに対してはこのポケモンのおかげで勝率は高めではあったが、どうもモヤモヤした感覚を抱えながら使っていたポケモンだった。

レートを溶かしに溶かしたシーズン最終盤に試しにこの枠をトリックルームを覚えたABミミッキュにしてみたところ、

行動保障で強引に殴ったりトリックルーム展開を通しやすくなったりで結果的に構築全体のパワーが上がっていた感じがした。

 

【選出パターン】

 基本 
ペリッパーf:id:Suiropoke:20180705213300j:imageラグラージf:id:Suiropoke:20180705213323j:image+カプ・コケコf:id:Suiropoke:20180705213340j:image

トリックルーム展開 
ポリゴン2f:id:Suiropoke:20180705213410j:imageクチートf:id:Suiropoke:20180705213420j:imageペリッパーf:id:Suiropoke:20180705213300j:image

ガルーラ、バンギラスバシャーモ入り

ランドロス+刺さっていそうな2体
f:id:Suiropoke:20180705213546j:image

 

【苦手なポケモン等】

・カプ・コケコf:id:Suiropoke:20180706010013j:imageボルトロスf:id:Suiropoke:20180706010042j:imageヒートロトムf:id:Suiropoke:20180706074557j:image

相手の構築にいたらほぼ確実に初手に出てくる。

普通に殴られようが補助技を撃たれようが何をされてもゲロい。

ラグラージの身代わりを駆使。

 

ウォッシュロトムf:id:Suiropoke:20180706074611j:image

ポリクチ、コケコの電気Zでゴリ押し。

ただこだわりスカーフ持ちが多い印象なので仕事はこなされてしまう。

 

・ゲンガーf:id:Suiropoke:20180706074632j:image

ありとあらゆる行動がゲロい。ペリッパーのとんぼに対して身代わりを貼られると終わる。

コケコで同速に勝たなければならない場面も多く、そして大体負けた。

 

ギルガルドf:id:Suiropoke:20180706010111j:image

また重い。まるで反省していない。呑気ガルドの採用率が上がりラグラージが何度も吹っ飛ばされた。

ポリゴン2ギルガルドに強いわけではないのが致命的だった。

 

グライオンf:id:Suiropoke:20180706010133j:image

守る身代わりで雨もトリルもターンを枯らされる。

初手に出されることが多いのでラグラージを先発させて殴りに行くこともあった。 

 

オニゴーリf:id:Suiropoke:20180706010152j:image

シーズン終盤に採用率が跳ね上がるこいつが重いのは致命的すぎる。

守るに合わせてラグラージが身代わりを貼ったり、ポリゴン2でトリルを貼ったり、

コケコの電気Zを叩き込んだり。それでも運が絡む。

ペリラグは嫌というほどこいつを呼ぶ。

 

スイクンf:id:Suiropoke:20180706010210j:imageorカプ・レヒレf:id:Suiropoke:20180706010235j:imageボルトロスf:id:Suiropoke:20180706010042j:imageorランドロスf:id:Suiropoke:20180706010318j:image

ラグラージの技が一貫せず読みの負担が大きい。トリックルーム展開もスイクンのまもみがやレヒレの挑発で難しい。

そもそも相手の水タイプに後出しが利かない。

 

ウルガモスf:id:Suiropoke:20180706074649j:image

ポリクチはやはりこいつを呼んでしまう。複数回舞われたり襷だったりするとラグラージもギガドレで乙。

 

・めざパ氷バシャーモf:id:Suiropoke:20180706074739j:image

パーティ半壊。

 

カプ・テテフf:id:Suiropoke:20180706010332j:image

ペリッパーとんぼ+ラグラージ滝登りで落とせない型がたまにいる。

誰も後出しが利かない。

 

キノガッサf:id:Suiropoke:20180706074750j:image

コケコのエレキフィールドがあるとはいえ被害甚大。

 

・受けループf:id:Suiropoke:20180706010355j:imagef:id:Suiropoke:20180706010133j:imagef:id:Suiropoke:20180706010424j:imagef:id:Suiropoke:20180706010516j:imagef:id:Suiropoke:20180706010537j:imagef:id:Suiropoke:20180706010603j:imagef:id:Suiropoke:20180706010627j:image
前世で何かやらかしたんじゃないかってレベルで無理。

 

【構築の欠点】
2体のメガ枠が雨、トリル、対面操作、威嚇のサポートに依存する部分が多く、
こちらの展開を通せるか選出画面での判断が難しい。
選出を誤ると手も足も出ずに即降参もザラ。

ペリッパーと電気タイプが対面した場合にラグラージに直に引くか、

ラグラージやカプ・コケコが素直に目の前の相手に通る技を撃つか等、

試合中の読みの負担も大きい。

シーズン10終盤に多く使用されていたカバリザYミミガッサ系統が重い。
また、終盤に増加しやすい受けループ系統やオニゴーリに圧倒的不利。

 

ニョロトノペリッパーの比較】

 両方使って思った事を箇条書き。主観100%。

ニョロトノ
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・まず即死しない。

・麻痺ろうが怯み技を撃たれようが関係なく脱出ボタンが作動する。

・相手のトンボルに脱出ボタンが作動すると相手は交代出来ないので有利な状況を作れることがある。

・滅び守るでオニゴーリにワンチャンス。また相手のラス1に決まると技の追加効果や急所で逆転される事態を回避出来て精神衛生上良い。回線切れしたことあるけど

・アンコールにより、壁や積みによる展開を妨害出来る。

・先発をコケコやレボルトにしてボルトチェンジから脱出トノに繋ぐ事で相手の初手リザードンバンギラスにも比較的有利に立ち回れる。

・雨エースへ繋ぐ手段が脱出ボタン以外にない(スカーフやZを持ったアタッカー型は奇襲性能により数的有利を稼ぎやすくそれほど大した問題ではないかもしれない)

・相手の草タイプ、水タイプが重くなる。

・相手の襷持ちや化けの皮が残っているミミッキュに殴られて脱出ボタンが作動すると後続が消耗してしまう。滝登りで怯ませたら別に関係ないけど

 

ペリッパー
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・とんぼ返りで相手の襷や化けの皮を割って雨エースに繋げられる。

・はたき落とすで後続を通しやすく出来る。

・暴風により、草タイプに打点がある。追加効果の混乱の発動率も高め。

・自力で対面操作が可能であるため持ち物が襷、湿った岩、Z、ゴツメ等自由度が高い。

・最遅にする事でカバルドンエンペルトに後攻でとんぼ返りを撃つことができ、欠伸にハメられない。

・水飛行のタイプが優秀なので単体で選出出来る事が意外に多い。

・とんぼ返りに対する身代わりや電気タイプとの対面など、読み負けのリスクが大きい場面がある。

・麻痺や怯みでとんぼ返りを撃たせてもらうことすら出来ず落とされてしまうことがある。

オニゴーリを強烈に呼ぶ。

 

【雨の電気枠について】

相手の水タイプへの打点を持ち、トンボルで対面操作をして天候を握ったり、相手の電気無効枠の選出を誘導しそれに対してラグラージが有利な事が多かったりと基本的には採用する事になると思う。

自分が使ったポケモンについて思った事を箇条書き。主観100%。

 

カプ・コケコ
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・素でゲッコウガを抜いているS種族値130。

・フェアリータイプにより重ためなジャラランガの牽制。

エレキフィールドによる催眠対策。

・火力アップアイテムがないと電気技以外の火力がない。

エレキフィールド発動順で相手のスカーフ持ちを判別出来る事がある。

 

霊獣ボルトロス
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・C種族値145。

リザードンを1抜いているS101。

・電気と地面無効。

・耐久にいくらか割くことでギャラドスボーマンダに強気に出られる。

・悪巧み格闘Zで対受けループ性能がある。

サイコキネシスフシギバナモロバレルに打点がある。スカーフ型ならCSメガゲンガーアーゴヨンも上から飛ばせる。

ヘドロウェーブで草タイプやカプ系に対する打点がある。

・相手に電気技を撃たせないのでトンボルでニョロトノに繋いだ時、ニョロトノの負担が軽い。

 

サンダー
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・スカーフ型がやや読まれにくい(ただしプレッシャーだと発動順でスカーフがバレる事がある)

・対ギャラドスボーマンダ性能がある。

・毒羽型は崩し要素が欲しい雨パに噛み合っている。

・熱風でナットレイハッサムカミツルギへの安定した打点がある。

夢特性が入手困難。

・電気等倍なので雨に選出されやすい相手のコケコやボルトロスが苦しい場面がある。夢特性が避雷針のままだった世界線を見たかった。

 

ヒートロトム
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・タイプ一致炎打点持ち。

・相手の電気タイプに強め。

・水タイプや雨によく採用されるナットレイボーマンダ等との相性補完が良い。

・相手の水タイプに強いとは言えない。

・数値不足に泣かされる場面がある。

・Cダウン後、起点にされてしまう事がある。

 

【終わりに】

今期は前期から約3万人もレート人口が減ってしまい、レートを伸ばしにくい所謂デフレと呼ばれるシーズンでした。

ですがレート2000を達成出来なかった事は覆しようのない事実であり、期間が短めだったとはいえ試合数もかなりこなしていたため言い訳は一切出来ません。
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しかしながら、これまで使っていなかったペリッパーの使用に挑戦したり、以前少し触れたのみで「自分にはまともに使える気がしない」と苦手意識のあったポリクチを短い期間ではありましたが活躍させる事が出来たり、シーズン序盤は積みサイクル系でそこそこ勝てたりと収穫の多かったシーズンでもありました。

これまでに使ってこなかったポケモンに触れる事でそのポケモンを好きになれる。レートにはそんな魅力もあるんだと気付かされました。

 

この記事には構築や自身のプレイングの良くなかった点を多く残すことを意識しました。

理由としては、自分が対戦を始めたばかりの頃に構築記事に書かれている事の真似をしても中々勝てず、自信をなくしてしまった事を経験しているからです。

記事に書かれていた事をしているはずなのに全く勝てない。

昨日は勝てていた構築が今日は勝てない。レートではそんなことが当たり前に起こります。

そんな時、良いところばかりでなく悪いところに目を向けるのはとてもエネルギーが必要なことです。

「対戦をこれから始めたい」「雨パに触れてみたい」と思っている方にこの記事を参考として頂けたとしても、上手くいかなかった時に対戦に自信をなくしてしまい、歩みを止めてしまうような事があれば記事を公開した意味がないと考えています。それならば自分が実際に使っていて良くなかったと感じた点は初めから隠さずに伝えよう、と決めました。

いつもこんなマイナス思考人間だから仕事できないんだろうなぁ。

 

トノラグ、ペリラグの二つの構築を試したということで今度こそ雨パの使用は一区切りをつけ、

来期はとある方から頂いたリザードンYをメインに使っていく事を考えています。

どなたか手取り足取り腰取りご教授をお願いいたします。

 

それと、ようやくオフ会等に参加できそうなタイミングも巡ってきたので、

ポケモンを通じて色々な方と仲良く出来たらなぁと思っています。

 

ではではでは。


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※2018.7.16追記

真皇杯ラスチャレ予選、第4回ホズラッシュでもこの構築を使用し、一応勝ち越しを記録しました。

対戦相手の方から勝ち負けに関係なく選出択についての感想を述べられる事が多く、選出の判断に勝敗が大きく決定付けられる構築であることは間違いなさそうです。

※2018.7.30追記

ぽちゃオフにおいてもこの構築を使用し、予選抜けを達成しました。

しかし、午前を3-0(2本先取制なので細かく言えば6-1)で消化しながら以降はこの構築の欠点である「選出を誤ると手も足も出ずに負ける」という点が浮き彫りとなり、勝ち進む事は出来ませんでした。

 

QRコード

https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-EEB6-4225

 

 

【USMシーズン10途中使用構築】初めてのペリラグ【最高1901】

【はじめに】

S10途中まで使用し、レート1900に到達した構築を公開します。

早期に記事を公開する理由として、そこそこ順調にレートを伸ばしており勝った試合もeasy winが多かった構築だったので今シーズンも2000に乗せられるつもりで記事を早めに作成していたがレートを溶かし再構築を余儀なくされた事と、

仕事のストレスによる愚痴が増えレートを溶かした現実を直視出来ずに「ママに抱っこしてほしい」とか「パンツに付いているリボンを考えた人は天才」等のクソツイートを垂れ流すようになった自分をリセットするためです。

 

【使用構築】
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【構築の経緯】

前期で相手にしていてしんどかったなー、と感じていた遠吠えスタンから今シーズンはスタート。

いくらか形を変えつつレート1800に到達し、積み展開構築でもやっていけるかな?という感覚が見えてくる。

案の定レートを溶かし1600帯から抜け出せなくなる。

S10は期間が短く、またリアルでも仕事が多忙になる事が事前にわかっていた事から、今期も自信がある雨パで潜る事を決断。ブログタイトル回収ノルマ達成。

構築を雨に戻すだけでは芸がないのでこれまでは使ってこなかったペリッパーを雨始動要員としたペリラグの使用を決定。

 

【個別解説】

ラグラージ@メガストーン  
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性格:意地っ張り

特性:湿り気→すいすい

努力値:AS252 D4

技構成:地震、滝登り、冷凍パンチ、身代わり

大正義雨エース。採用理由は自分がさいつよと信じて疑わないポケモンだから。

さいつよポケモンを軸に据えている以上、勝てない時の言い訳は許されず責任は全て自分が負わねばならない。

技の4枠目は何かと便利な身代わり。ペリッパーが湿った岩持ちなので雨ターン数を十分に残せた点は上手く噛み合っていたと思う。岩石封じと身代わりのどちらが良いのかは永遠の課題。

相手を怯ませてこい、出来なかったじゃ済まされないぞ、などと脅すと怯ませてくれないのでミズゴロウのぬいぐるみを撫でたりリフレで可愛がるなどの愛情を持った接し方が大事だと思いました。

 

ペリッパー@湿った岩
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性格:のんき(S個体値0)

特性:雨降らし

努力値:H252 B132 D124

技構成:熱湯、冷凍ビーム、暴風、蜻蛉返り

雨始動要員。カバルドンから天候を奪い返し、欠伸ループを切れる事とラグを消耗させずに繋ぎたい事から最遅。DはC200テテフのフィールド込みサイキネを最高乱数切って耐えるまで振った。

以前から身代わりメガラグを使っていてターン数がもっとあればと感じていたので持ち物は湿った岩。

これまで雨始動要員にニョロトノを選択していた理由としてペリッパーの耐久を信用していなかったという点が大きかったが、耐久にしっかり振れば雨の再展開も容易だったのでやはり使ってみない事には何もわからないと感じた。

初手電気タイプ対面は誇張抜きで全部読み負けた。正解がわからない(後述)。

 

ミミッキュ@気合の襷 
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性格:意地っ張り

特性:化けの皮

努力値:AS252 H4

技構成:影撃ち、シャドークロー、じゃれつく、剣の舞

相手に先に積み技を許してしまった場合の強引な切り返し手段や他のポケモンで相手を消耗させた後の〆、相手のミミッキュ対策にもなると思い採用。

これまでミミッキュを上手く使えた事がなかったが、ようやく活躍させてあげることが出来た。

恐らくこれまではミミッキュに対してよく言われる「雑に使っても強い」「とりあえず選出すれば活躍する」といった言葉を鵜呑みにしていたから活躍させてあげられなかったのかな、と思う。

しっかりと構築段階や選出画面で勝ち筋のイメージを描く事の大切さを改めて感じた。

19まで到達するまではじゃれつくを外した記憶がほとんどないが、溶かしていた時は外したら負けに直結する場面で外しまくったので良くも悪くも対戦の中心だなあという気がした。

 

ボーマンダ@メガストーン 
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性格:陽気

特性:威嚇→スカイスキン

努力値:H212 A28 B4 D12 S252

技構成:捨て身タックル、毒々、身代わり、羽休め

もう1体のメガ枠。

草タイプに強い、リザードンに弱くない、毒羽型にする事で選出されやすいロトム、サンダー、クレセリアポリゴン2カバルドン等を消耗させられる点がラグラージの裏のメガ枠として非常に噛み合っている。と思っていた。(後述)

相手のマンダに先に毒を入れたい事やジャローダルカリオの上を取りたいので最速。

毒羽型は自分では今時珍しいのではないかと思っていたが意外に見かける事が多かったので環境の変化を感じて面白かった。

竜舞と地震がなく、種族値の暴力で何でも解決してくれる型ではないので、本当に刺さると思った時しか選出しなかった。 

 

ヒードラン@クサZ 
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性格:控えめ

特性:貰い火

努力値:CS252 D4

技構成:マグマストーム、大地の力、ソーラービーム、毒々

前期使用していたものと同じ。

雨に対して選出されやすい草タイプ+水タイプに対して数的有利を稼ぐ。

クサZが読まれやすくなっていたかというとそうでもなかった。

地震や気合玉採用のリザYが大分減った感じがあるのは追い風だったかもしれない。

以前からであるがマグマストームと毒々の命中率が逆になっているんじゃないかと思う時がある。

 

ナットレイ@バンジの実 


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性格:のんき(S個体値0)

特性:鉄の刺

努力値:H252 B148 D108

技構成:タネマシンガン、ジャイロボール、鈍い、宿り木の種

胞子の一貫切り、相手の水タイプ受け、ガルミミやトリル展開への抵抗等々雨パに欲しい要素をひたすら詰め込んだ神ポケ。

努力値は6世代ガルモン時代のもの。振り直しが面倒でそのまま使っていたが特に不都合はなかった。しかしちゃんと現環境に合わせた配分にした方が良いのは言うまでもない。B<Dにしてダウンロード対策をするとか。

鈍いは相手のボーマンダに隙を見せにくくなると思い採用。ギロチンを当てられなければグライオンも何とかなると思っていたが何とかなった事はない。

技の4枠目は体力回復手段が木の実だけだと不安なので宿り木の種としたが、相手のナットレイに対抗したり進化の輝石を落とせる叩き落とすの方が良かったと思う事もあった。

♀だからかタネガンをあまり当ててくれなかった。ヒット数を増やすために♂推奨。

 

【選出パターン】

・基本

ペリッパーf:id:Suiropoke:20180612080821j:imageラグラージf:id:Suiropoke:20180612080838j:image+@1f:id:Suiropoke:20180612080904j:imagef:id:Suiropoke:20180612080921j:imagef:id:Suiropoke:20180612080948j:image

・雨が通せないと判断した時

ボーマンダf:id:Suiropoke:20180612081011j:image+@2f:id:Suiropoke:20180612080904j:imagef:id:Suiropoke:20180612080921j:imagef:id:Suiropoke:20180612081120j:image

 

【苦手な相手など】

ボルトロスf:id:Suiropoke:20180612072424j:imageカプ・コケコf:id:Suiropoke:20180612072448j:image

まず初手に出される。ペリッパーで居座るかラグに直に引くかの択は全て負けた。

Twitterでアンケートとってみたら回答がぴったり半々だった時は頭を抱えた。


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ギルガルドf:id:Suiropoke:20180612072530j:image

ゴーストZでミミッキュ以外乙。前期からまるで成長していない。

自分がメガラグの地震で相手のギルガルドを一撃で落とせた事は片手で数えられる程しかなかったが、立場が逆になると確定1発で吹っ飛ばされてるのでキングシールドじゃんけんが下手な事と併せて自分が使うと弱いポケモンNo.1だと思う。

 

バンギラスf:id:Suiropoke:20180612072555j:imagef:id:Suiropoke:20180612080622j:image

雨始動要員が最遅ペリッパーである事とメガ進化を絡められると天候アドを握らせてもらえない。

 

カミツルギf:id:Suiropoke:20180612072609j:image

マンダとドラン以外まともに相手が出来ない。ドランもブーストされてたりマグスト外すと聖剣で乙。ニョロトノと違いペリッパーなら少しは抵抗出来るのは救いかもしれない。

 

・ラティハッサムf:id:Suiropoke:20180612072629j:imagef:id:Suiropoke:20180612080642j:imageサザングロスf:id:Suiropoke:20180612072641j:imagef:id:Suiropoke:20180612080659j:image

浮いているドラゴンと鋼の並びはラグラージの技を一貫させてもらえない。交換読みの択がしんどい。

 

エアームドf:id:Suiropoke:20180612072823j:image

100パーセント選出される。交換読み交換を駆使してドランとの対面を作らなければならなかったりで読みの負担が大きい。

 

・Sに振ったカプ・レヒレf:id:Suiropoke:20180612072843j:imageスイクンf:id:Suiropoke:20180612072851j:image

ドランが飛ばされると逆に数的有利稼がれて終了。

 

カビゴンf:id:Suiropoke:20180612072917j:image

頑張れ毒羽マンダ。

 

ギャラドスf:id:Suiropoke:20180612072930j:imagef:id:Suiropoke:20180612080715j:image

ギャラドスナットレイで見ることが多いので飛行Z型だったりナットレイが消耗していると苦しい。ヤャラドスに交換読み大文字を撃たれた時は元から多い白髪が更に増えた。

 

・ヘラクレセf:id:Suiropoke:20180612080740j:imagef:id:Suiropoke:20180612072957j:image

トリル展開を止める手段がありません。たいありでした。

 

・バトンf:id:Suiropoke:20180612073040j:imagef:id:Suiropoke:20180612073046j:imagef:id:Suiropoke:20180612072629j:imagef:id:Suiropoke:20180612073055j:imagef:id:Suiropoke:20180612073100j:imagef:id:Suiropoke:20180612073238j:imagef:id:Suiropoke:20180612073300j:image

展開を止める手段がありません。滝登り怯みとミミッキュのシャドクロ急所を祈る。

 

・受けループ、受け志向の構築、オニゴーリ入りf:id:Suiropoke:20180612073400j:imagef:id:Suiropoke:20180612073414j:imagef:id:Suiropoke:20180612073436j:imagef:id:Suiropoke:20180612073457j:imagef:id:Suiropoke:20180612072823j:imagef:id:Suiropoke:20180612073615j:imagef:id:Suiropoke:20180612073602j:imagef:id:Suiropoke:20180612203543j:imagef:id:Suiropoke:20180612073638j:image

大体無理。相手にしてたらてーきゅうチャージマン研を何話分見終わる事やら。

てーきゅう10期はよ。

 

【終わりに】

シーズン開始当初は今期こそ雨パを卒業するとTwitterで大口叩いてましたが結局雨に戻しました。

でもこれまで使ってこなかったペリラグ構築だしまぁいいかなと。
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初めて触れたペリラグで1900という自分の中での最低限のラインは到達出来た事とデフレと呼ばれるシーズンで途中まで順調にレートを伸ばしていた事から弱い構築ではないとは思いますが、1900からひたすらレートを溶かしたため解散となりました。

溶かした理由としては

・ラグ以外が電気の一貫を切っていないので相手視点では電気タイプを絡めた立ち回りが比較的楽

・採用率が上がっているバンギやグロス、ゲッコを見るとマンダが出しにくくなる=多少不利とわかっていながらも雨選出をしなければならない場面が多い

グロスのアムハン採用率が高いのでナットレイで見れなくなった

・トンボル脱出トノと比べて初手にリザを出されると立ち回りが難しい

・採用率が上がっているカビゴンにまともに対応出来そうなのがマンダだけなのにマンダが選出し辛い

・要するに裏選出が上手く組めておらず、自分の中でペリラグ構築において環境に合わせた他4体を選択する感覚がまだ掴めていない

といったところかなと。

しかしながら環境は一日一日変化するものなので、この構築、あるいは似たような構築でレートを伸ばせるタイミングは必ずあると思います。

ですので自分用のメモとしても、雨パをこれから使ってみたい方やその対策を考えたい方の参考として十分意味があり、この記事を書いた事は決して無駄ではないと考えています。

今シーズンはまだ残っているのでペリラグを固定して他の4体をまた色々と考えていく事とします。

ではではでは。
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幼児退行したい気持ちはやっぱり一向に治まる気配がないので私のママになってくれる人は継続して募集しております。

パンツに付いているリボンを考えた人は天才だという気持ちも変わりません。

ポケモンをプレイする中での自分の思考

自分用のメモ。夜勤中のストレス発散に書いたので雑。

 

・最初は他の人の構築記事の真似をする。テンプレ構築には素直に従う。

→何百何千試合をこなして導き出された解答を自分が0からスタートしたものがひょいと越えられるはずがない。

オリジナリティを出そうとして勝てずに数試合で投げ出す人なんて何人も見てきた。

しかし、記事を100%は信用しない事。ポケモンは知識量がものを言うゲームであり、記事として公開されている時点で情報の面でハンデを負っている事を忘れない。

 

・「〇〇使えば勝てる」「〇〇△△は適当に回しても強い」といった言葉はないものと思う。

→レートで当たる構築だけを見たら1300も2000も変わらない。

対戦をこなす中で「技を変更すれば良かった」とか「この配分、今は噛み合ってないな」みたいに感じる場面は必ず出てくる。

同じ構築とばかりマッチングする事なんてありえないので、実戦を経る中で選出パターンや試合中のプレイングは10人いたら10通りのやり方になる。勝つにせよ負けるにせよ自分の構築の疑問点を感じとれる人が伸びるゲームだと思っている。

 

・構築の定義にはこだわらない

→1つの構築の中に複数の要素が同居しているのは珍しくもなんともないし、個人によって定義の認識も多少のズレがある。

「このポケモンは勝つためにどんな役割を持っているか」を1体1体考えた結果の6体なら構築の定義とかそれに何を採用しているかなんて正直どうでもいいと思っている。

 

・エアレート勢やレート詐称勢になったら終わり

→一番言いたかった事。

レートに潜れば一旦抜けるまで構築は変更出来ない。

選出をしたら試合中は選び直しが利かない。

試合は相手の3体を戦闘不能に追い込んだり、自分の不利を回避する筋を瞬時に判断しなければならない。

構築、選出、試合の3つの工程を経てプレイヤースキルは上昇する。

自分にとって完全に有利なマッチングと選出をしてもらい、自分の勝ち筋を何でも通させてくれる。当然ながら相手がいるゲームなので、こんな事は有り得ない。

上位ランカーが自分の勝てる可能性を増やすために1単位で数字を調整する世界なのに、構築を組んだ段階で歩みを止め脳内で自分に都合のよいイメージだけを描くプレイヤーが勝てる道理がない。

 

・対戦を経験しているだけで凄い

→レートをやる意思を持つまで到達した俺スゲー感を持つ。

 

・ゲームを通したコミュニケーションは何も恥ずかしくない

→自分が好きなものを我慢せずに好きと言えるのは素晴らしいこと。

ということで負けた時に幼児退行する事を許容してくれてよしよしってしてくれる女性ポケモン勢との出会いを私は所望しております。

 

 

USMシーズン9使用筋肉雨【最高2005】

【はじめに】

初めまして、翠露(TN:スイロ)と申します。

USMシーズン9において人生2回目のレート2000を達成し、日数はまだ残っていますが仕事に集中するため今期はリタイアするので使用した構築を記事とさせて頂きます。

 

【使用構築】
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【コンセプトと構築の経緯】

トンボルチェン→ニョロトノ脱出ボタン→ ラグラージと展開する事で安全にメガラグラージを場に出し、上から相手を叩いて制圧するパターンを基本とする。

現環境はカバルドンが大流行しており、欠伸で展開を阻害されたくないのでトンボルチェン要員としてカプ・コケコを採用。

また、雨に対して選出されやすい草タイプ+水タイプの並びを叩き、数的有利をとりやすいポケモンとしてSMのシーズン6から使い続けているクサZ型ヒードランを継続して採用。

雨を展開し辛い時の選出パターンとして、雨が苦手とするキノガッサやメガフシギバナモロバレル等をカプ・コケコと併せて対策出来るポケモンとしてメガメタグロスをもう一枚のメガ枠として選択。

ここまでで重いメガガルーラメガバシャーモミミッキュに抗う手段として最後にゴツメランドロスを加え、構築完成となった。

 

【個別解説】

ラグラージ@メガストーン 
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性格:意地っ張り

特性:湿り気→すいすい

努力値:AS252 D4

技構成:地震、滝登り、冷凍パンチ、身代わり(レート2000達成時は岩石封じ)

構築のエース。ニョロトノの脱出ボタンから繋いで暴れてもらう。

技の4枠目は、雨ターンを消費させようとするバシャーモテッカグヤギルガルド等の守るに対してアドバンテージを稼げる身代わりを長い間採用し続けた。

しかし、雨下メガラグはリザYにメガシンカで天候を晴れに上書きされたターンは先行出来る仕様が意外に知られていないと感じた事や、ギャラドスボーマンダの起点回避、ASミミッキュ等との素早さ関係を逆転させたい場面もあった事からレート2000達成時は岩石封じに変更していた。

 

ニョロトノ@脱出ボタン 
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性格:穏やか

特性:雨降らし

努力値:H252 B220 D36

技構成:熱湯、滅びの歌、アンコール、守る

説明不要レベルの脱出ニョロトノのテンプレ。

正直ラグの滝登りで制圧している時より相手のラス1を滅びで詰みに追い込んだ時の方が興奮する。

ステロが多い環境であった事からペリッパーに変更しようと思った事はほとんどなかった。

 

③カプ・コケコ@こだわりスカーフ 
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性格:臆病

特性:エレキメイカ

努力値:CS252 H4

技構成:10万ボルト、ボルトチェンジ、とんぼ返り、めざパ氷

トンボルチェン要員。大体先発してもらう。

マンムーランドロスガブリアスの襷を割って逃げたい時があるのでとんぼ返りを採用。

脱出雨のコケコの持ち物は眼鏡が主流だと思うが、スカーフゲッコウガの増加から対抗手段としてこちらも持ち物をスカーフとした。

ギャラドスに2回舞われてもなお上をとれるほどのSを確保しており、

またメガゲンガーに対してボルトチェンジ→ヘドロ爆弾にメタグロスを繰り出し→バレットパンチで処理という相手視点では相当クソゲーな立ち回りが出来る事もあった。

 

ヒードラン@クサZ 
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性格:控えめ

特性:貰い火

努力値:CS252 D4

技構成:マグマストーム、大地の力、ソーラービーム、毒々

SMのシーズン6から使い続けているクサZ型ヒードラン。雨に選出されやすい草タイプ+水タイプを叩き数的有利をとる。

ヒレスイクンのSラインが現環境では上がっているのでSに極振り。それでも上をとられてミズZが飛んできたら泣きながら降参。

ポリ2やクレセも重いので毒々を採用したが、毒々を見せる事で耐久型と思わせクサZを警戒されにくくなる効果もあったように思う。

確実に相手にクサZを叩き込むためと毒々との相性から、命中不安とわかってはいたがマグマストームは切れなかった。

 

メタグロス@メガストーン 
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性格:意地っ張り

特性:クリアボディ→硬い爪

努力値:H28 A252 S228

技構成:バレットパンチ、冷凍パンチ、思念の頭突き、アームハンマー

エレキフィールドと併せてメガラグが苦手とする草タイプ全般に強い裏のメガ枠。

重いナットレイやポリ2をアムハン2回で突破出来る意地A252振り。

Sは最速ランドロス抜き抜きとしたが生きたと思う場面があまりなく、意外と柔らかいと思う事があったのでもっと耐久に割いた方がよかったと思う。

定期的にアムハンや思念を全く当てなくなるテツクズと化すので時折ハッサムと入れ替えていたが、2000を決めた試合では相手のカミツルギを叩き潰し見事に2000達成の立役者となった。

 

ランドロスゴツゴツメット 
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性格:腕白

特性:威嚇

努力値:H212 A4 B252 D4 S36

技構成:地震、岩石封じ、とんぼ返り、毒々

まずここまでのポケモンでは押し負けてしまうガルミミ等に対抗するためのゴツメランドロスギャラドス等にも積極的に投げていく。

技の4枠目はカバルドンを処理するルートを増やしたいと考えたので毒々を採用。ステロが欲しかった場面は特になかった。

配分はどこかのブログからの丸パクリ。Sに振っていないテテフの上をとって勝てた場面もあったが、相手のランドロスに下からとんぼ返りを撃てる可能性を増やす無振りの方が良かった気もする。

 

 

【選出パターン】

・基本

カプ・コケコ+ニョロトノラグラージ
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・雨が通せないと判断した時

カプ・コケコ+ランドロスメタグロス
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・草タイプ+水タイプ、または毒々を入れたい耐久ポケモンが相手の構築にいる時

ヒードラン+2体


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【苦手なポケモンなど】

 ・カミツルギ

ほぼ100%選出された。スカーフ型だと雨下ラグでも抜かれる。幸いスカーフ型が若干減っていたのでラグを捨ててでもゴリ押しする事もあった。

 

ギルガルド

ラグの地震やドランのマグストでも大体落ちないトンデモ野郎。トノ以外ゴーストZを耐えられない。ラグの身代わりやトノの守るを絡めて突破する。何故かそれほど選出されなかった。

 

ジャローダ

ほぼ100%選出された。ドランのマグストに身代わり連打されて泣きながら降参した事数回。ゴツメ型だとグロスでもキツい。

 

・起点作成型ミミッキュ

好き放題仕事されます。

 

・HBゴツメカバルドン

ラグの滝登りで丁度半分位しか削れないトンデモ野郎。HBDに振り分けた回復実型が主流だがラグを消耗させられるこちらの方が遥かに辛かった。

 

・水ロトム

ドランのクサZでしか一撃で落とせない。

 

・火ロトム

ラグ以外まともに相手出来ない。下手にラグに引いて鬼火や毒々をぶち込まれると目も当てられない。

 

カビゴン

ランドロスで毒々を入れるかトノのアンコで縛る。

 

・ニド夫妻

力づくで脱出ボタン展開をさせてもらえない上にタイプ的にも不利をとりやすい。採用率が低いのが救い。

 

メガボーマンダ

調整が人によって全く違うので押し切れると思いきや落とせなかったり、「こりゃ負けだな…」と思いきや上から叩いて勝てた事もあったりで色々と心臓に悪かった。

 

・メガハッサム

ドラン以外の突破手段がラグで怯ませるか、トノでアンコと滅びを絡めるくらい。後は羽休めを切った3ウェポン型である事を祈る。

 

トリックルーム

上から相手を叩く事に命を賭けてる連中なので展開されると大変辛い。

 

・バトン

トノの滅びで何とかなりそうだが脱出ボタンを作動させられて何とかならない。相手の置き土産に合わせてメガ前グロスを出せば勝機が見える。

 

・受けループ

ラッキーをドランのマグスト+毒々で処理出来ると勝機が見える、が基本的に不利。

 

・雨ミラー

ラグが同速対決で勝たなければいけない。大体負けた。コケコに草結びがあれば少しは楽になったかもしれない。

 

・同じ人との再マッチング

プレイ人口の問題か1800~1900帯で頻発した。脱出雨展開、ラグの身代わり、コケコのスカーフ、ドランのクサZがバレていると立ち回りが苦しくなる。というかこっちが勝手に深読みして自滅した。

 

QR】2018/5/25追記

 https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-D4A7-4E3B

 

【総評】

SMのシーズン5から雨パを使用しており、今期は雨パ卒業を第一の目標として臨んでいました。が、ギガドリや役割論理、カバマンダガルド等の構築を試すも1700台を彷徨うのがやっとという有様であり、情けない事に結局使い慣れた雨パへ戻す事に…。 

 

今回の構築を使用し始めた当初は選出パターンをうまく掴めず一気にレートを溶かしてしまうこともありました。

しかし使用を続けるうちにどのポケモンも自分が構築を組んだ段階で想定していた通りの活躍を見せてくれるようになり特に選出率の低いポケモンもいなかった事から、試合数は嵩んでしまったものの構築の出来自体にはとても納得しています。

 

最後に、Twitterで私に絡んでくださった皆様に御礼を申し上げます。

周りにポケモンをプレイしている人がいないぼっち社会人ですので、皆様がいなければ確実にどこかで心が折れていました。

ありがとうございました。

今後はオフ会とかの機会にも参加していけたらなぁ、と思っています。

ではではでは。

 

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