【USMシーズン10途中使用構築】初めてのペリラグ【最高1901】

【はじめに】

S10途中まで使用し、レート1900に到達した構築を公開します。

早期に記事を公開する理由として、そこそこ順調にレートを伸ばしており勝った試合もeasy winが多かった構築だったので今シーズンも2000に乗せられるつもりで記事を早めに作成していたがレートを溶かし再構築を余儀なくされた事と、

仕事のストレスによる愚痴が増えレートを溶かした現実を直視出来ずに「ママに抱っこしてほしい」とか「パンツに付いているリボンを考えた人は天才」等のクソツイートを垂れ流すようになった自分をリセットするためです。

 

【使用構築】
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【構築の経緯】

前期で相手にしていてしんどかったなー、と感じていた遠吠えスタンから今シーズンはスタート。

いくらか形を変えつつレート1800に到達し、積み展開構築でもやっていけるかな?という感覚が見えてくる。

案の定レートを溶かし1600帯から抜け出せなくなる。

S10は期間が短く、またリアルでも仕事が多忙になる事が事前にわかっていた事から、今期も自信がある雨パで潜る事を決断。ブログタイトル回収ノルマ達成。

構築を雨に戻すだけでは芸がないのでこれまでは使ってこなかったペリッパーを雨始動要員としたペリラグの使用を決定。

 

【個別解説】

ラグラージ@メガストーン  
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性格:意地っ張り

特性:湿り気→すいすい

努力値:AS252 D4

技構成:地震、滝登り、冷凍パンチ、身代わり

大正義雨エース。採用理由は自分がさいつよと信じて疑わないポケモンだから。

さいつよポケモンを軸に据えている以上、勝てない時の言い訳は許されず責任は全て自分が負わねばならない。

技の4枠目は何かと便利な身代わり。ペリッパーが湿った岩持ちなので雨ターン数を十分に残せた点は上手く噛み合っていたと思う。岩石封じと身代わりのどちらが良いのかは永遠の課題。

相手を怯ませてこい、出来なかったじゃ済まされないぞ、などと脅すと怯ませてくれないのでミズゴロウのぬいぐるみを撫でたりリフレで可愛がるなどの愛情を持った接し方が大事だと思いました。

 

ペリッパー@湿った岩
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性格:のんき(S個体値0)

特性:雨降らし

努力値:H252 B132 D124

技構成:熱湯、冷凍ビーム、暴風、蜻蛉返り

雨始動要員。カバルドンから天候を奪い返し、欠伸ループを切れる事とラグを消耗させずに繋ぎたい事から最遅。DはC200テテフのフィールド込みサイキネを最高乱数切って耐えるまで振った。

以前から身代わりメガラグを使っていてターン数がもっとあればと感じていたので持ち物は湿った岩。

これまで雨始動要員にニョロトノを選択していた理由としてペリッパーの耐久を信用していなかったという点が大きかったが、耐久にしっかり振れば雨の再展開も容易だったのでやはり使ってみない事には何もわからないと感じた。

初手電気タイプ対面は誇張抜きで全部読み負けた。正解がわからない(後述)。

 

ミミッキュ@気合の襷 
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性格:意地っ張り

特性:化けの皮

努力値:AS252 H4

技構成:影撃ち、シャドークロー、じゃれつく、剣の舞

相手に先に積み技を許してしまった場合の強引な切り返し手段や他のポケモンで相手を消耗させた後の〆、相手のミミッキュ対策にもなると思い採用。

これまでミミッキュを上手く使えた事がなかったが、ようやく活躍させてあげることが出来た。

恐らくこれまではミミッキュに対してよく言われる「雑に使っても強い」「とりあえず選出すれば活躍する」といった言葉を鵜呑みにしていたから活躍させてあげられなかったのかな、と思う。

しっかりと構築段階や選出画面で勝ち筋のイメージを描く事の大切さを改めて感じた。

19まで到達するまではじゃれつくを外した記憶がほとんどないが、溶かしていた時は外したら負けに直結する場面で外しまくったので良くも悪くも対戦の中心だなあという気がした。

 

ボーマンダ@メガストーン 
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性格:陽気

特性:威嚇→スカイスキン

努力値:H212 A28 B4 D12 S252

技構成:捨て身タックル、毒々、身代わり、羽休め

もう1体のメガ枠。

草タイプに強い、リザードンに弱くない、毒羽型にする事で選出されやすいロトム、サンダー、クレセリアポリゴン2カバルドン等を消耗させられる点がラグラージの裏のメガ枠として非常に噛み合っている。と思っていた。(後述)

相手のマンダに先に毒を入れたい事やジャローダルカリオの上を取りたいので最速。

毒羽型は自分では今時珍しいのではないかと思っていたが意外に見かける事が多かったので環境の変化を感じて面白かった。

竜舞と地震がなく、種族値の暴力で何でも解決してくれる型ではないので、本当に刺さると思った時しか選出しなかった。 

 

ヒードラン@クサZ 
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性格:控えめ

特性:貰い火

努力値:CS252 D4

技構成:マグマストーム、大地の力、ソーラービーム、毒々

前期使用していたものと同じ。

雨に対して選出されやすい草タイプ+水タイプに対して数的有利を稼ぐ。

クサZが読まれやすくなっていたかというとそうでもなかった。

地震や気合玉採用のリザYが大分減った感じがあるのは追い風だったかもしれない。

以前からであるがマグマストームと毒々の命中率が逆になっているんじゃないかと思う時がある。

 

ナットレイ@バンジの実 


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性格:のんき(S個体値0)

特性:鉄の刺

努力値:H252 B148 D108

技構成:タネマシンガン、ジャイロボール、鈍い、宿り木の種

胞子の一貫切り、相手の水タイプ受け、ガルミミやトリル展開への抵抗等々雨パに欲しい要素をひたすら詰め込んだ神ポケ。

努力値は6世代ガルモン時代のもの。振り直しが面倒でそのまま使っていたが特に不都合はなかった。しかしちゃんと現環境に合わせた配分にした方が良いのは言うまでもない。B<Dにしてダウンロード対策をするとか。

鈍いは相手のボーマンダに隙を見せにくくなると思い採用。ギロチンを当てられなければグライオンも何とかなると思っていたが何とかなった事はない。

技の4枠目は体力回復手段が木の実だけだと不安なので宿り木の種としたが、相手のナットレイに対抗したり進化の輝石を落とせる叩き落とすの方が良かったと思う事もあった。

♀だからかタネガンをあまり当ててくれなかった。ヒット数を増やすために♂推奨。

 

【選出パターン】

・基本

ペリッパーf:id:Suiropoke:20180612080821j:imageラグラージf:id:Suiropoke:20180612080838j:image+@1f:id:Suiropoke:20180612080904j:imagef:id:Suiropoke:20180612080921j:imagef:id:Suiropoke:20180612080948j:image

・雨が通せないと判断した時

ボーマンダf:id:Suiropoke:20180612081011j:image+@2f:id:Suiropoke:20180612080904j:imagef:id:Suiropoke:20180612080921j:imagef:id:Suiropoke:20180612081120j:image

 

【苦手な相手など】

ボルトロスf:id:Suiropoke:20180612072424j:imageカプ・コケコf:id:Suiropoke:20180612072448j:image

まず初手に出される。ペリッパーで居座るかラグに直に引くかの択は全て負けた。

Twitterでアンケートとってみたら回答がぴったり半々だった時は頭を抱えた。


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ギルガルドf:id:Suiropoke:20180612072530j:image

ゴーストZでミミッキュ以外乙。前期からまるで成長していない。

自分がメガラグの地震で相手のギルガルドを一撃で落とせた事は片手で数えられる程しかなかったが、立場が逆になると確定1発で吹っ飛ばされてるのでキングシールドじゃんけんが下手な事と併せて自分が使うと弱いポケモンNo.1だと思う。

 

バンギラスf:id:Suiropoke:20180612072555j:imagef:id:Suiropoke:20180612080622j:image

雨始動要員が最遅ペリッパーである事とメガ進化を絡められると天候アドを握らせてもらえない。

 

カミツルギf:id:Suiropoke:20180612072609j:image

マンダとドラン以外まともに相手が出来ない。ドランもブーストされてたりマグスト外すと聖剣で乙。ニョロトノと違いペリッパーなら少しは抵抗出来るのは救いかもしれない。

 

・ラティハッサムf:id:Suiropoke:20180612072629j:imagef:id:Suiropoke:20180612080642j:imageサザングロスf:id:Suiropoke:20180612072641j:imagef:id:Suiropoke:20180612080659j:image

浮いているドラゴンと鋼の並びはラグラージの技を一貫させてもらえない。交換読みの択がしんどい。

 

エアームドf:id:Suiropoke:20180612072823j:image

100パーセント選出される。交換読み交換を駆使してドランとの対面を作らなければならなかったりで読みの負担が大きい。

 

・Sに振ったカプ・レヒレf:id:Suiropoke:20180612072843j:imageスイクンf:id:Suiropoke:20180612072851j:image

ドランが飛ばされると逆に数的有利稼がれて終了。

 

カビゴンf:id:Suiropoke:20180612072917j:image

頑張れ毒羽マンダ。

 

ギャラドスf:id:Suiropoke:20180612072930j:imagef:id:Suiropoke:20180612080715j:image

ギャラドスナットレイで見ることが多いので飛行Z型だったりナットレイが消耗していると苦しい。ヤャラドスに交換読み大文字を撃たれた時は元から多い白髪が更に増えた。

 

・ヘラクレセf:id:Suiropoke:20180612080740j:imagef:id:Suiropoke:20180612072957j:image

トリル展開を止める手段がありません。たいありでした。

 

・バトンf:id:Suiropoke:20180612073040j:imagef:id:Suiropoke:20180612073046j:imagef:id:Suiropoke:20180612072629j:imagef:id:Suiropoke:20180612073055j:imagef:id:Suiropoke:20180612073100j:imagef:id:Suiropoke:20180612073238j:imagef:id:Suiropoke:20180612073300j:image

展開を止める手段がありません。滝登り怯みとミミッキュのシャドクロ急所を祈る。

 

・受けループ、受け志向の構築、オニゴーリ入りf:id:Suiropoke:20180612073400j:imagef:id:Suiropoke:20180612073414j:imagef:id:Suiropoke:20180612073436j:imagef:id:Suiropoke:20180612073457j:imagef:id:Suiropoke:20180612072823j:imagef:id:Suiropoke:20180612073615j:imagef:id:Suiropoke:20180612073602j:imagef:id:Suiropoke:20180612203543j:imagef:id:Suiropoke:20180612073638j:image

大体無理。相手にしてたらてーきゅうチャージマン研を何話分見終わる事やら。

てーきゅう10期はよ。

 

【終わりに】

シーズン開始当初は今期こそ雨パを卒業するとTwitterで大口叩いてましたが結局雨に戻しました。

でもこれまで使ってこなかったペリラグ構築だしまぁいいかなと。
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初めて触れたペリラグで1900という自分の中での最低限のラインは到達出来た事とデフレと呼ばれるシーズンで途中まで順調にレートを伸ばしていた事から弱い構築ではないとは思いますが、1900からひたすらレートを溶かしたため解散となりました。

溶かした理由としては

・ラグ以外が電気の一貫を切っていないので相手視点では電気タイプを絡めた立ち回りが比較的楽

・採用率が上がっているバンギやグロス、ゲッコを見るとマンダが出しにくくなる=多少不利とわかっていながらも雨選出をしなければならない場面が多い

グロスのアムハン採用率が高いのでナットレイで見れなくなった

・トンボル脱出トノと比べて初手にリザを出されると立ち回りが難しい

・採用率が上がっているカビゴンにまともに対応出来そうなのがマンダだけなのにマンダが選出し辛い

・要するに裏選出が上手く組めておらず、自分の中でペリラグ構築において環境に合わせた他4体を選択する感覚がまだ掴めていない

といったところかなと。

しかしながら環境は一日一日変化するものなので、この構築、あるいは似たような構築でレートを伸ばせるタイミングは必ずあると思います。

ですので自分用のメモとしても、雨パをこれから使ってみたい方やその対策を考えたい方の参考として十分意味があり、この記事を書いた事は決して無駄ではないと考えています。

今シーズンはまだ残っているのでペリラグを固定して他の4体をまた色々と考えていく事とします。

ではではでは。
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幼児退行したい気持ちはやっぱり一向に治まる気配がないので私のママになってくれる人は継続して募集しております。

パンツに付いているリボンを考えた人は天才だという気持ちも変わりません。

ポケモンをプレイする中での自分の思考

自分用のメモ。夜勤中のストレス発散に書いたので雑。

 

・最初は他の人の構築記事の真似をする。テンプレ構築には素直に従う。

→何百何千試合をこなして導き出された解答を自分が0からスタートしたものがひょいと越えられるはずがない。

オリジナリティを出そうとして勝てずに数試合で投げ出す人なんて何人も見てきた。

しかし、記事を100%は信用しない事。ポケモンは知識量がものを言うゲームであり、記事として公開されている時点で情報の面でハンデを負っている事を忘れない。

 

・「〇〇使えば勝てる」「〇〇△△は適当に回しても強い」といった言葉はないものと思う。

→レートで当たる構築だけを見たら1300も2000も変わらない。

対戦をこなす中で「技を変更すれば良かった」とか「この配分、今は噛み合ってないな」みたいに感じる場面は必ず出てくる。

同じ構築とばかりマッチングする事なんてありえないので、実戦を経る中で選出パターンや試合中のプレイングは10人いたら10通りのやり方になる。勝つにせよ負けるにせよ自分の構築の疑問点を感じとれる人が伸びるゲームだと思っている。

 

・構築の定義にはこだわらない

→1つの構築の中に複数の要素が同居しているのは珍しくもなんともないし、個人によって定義の認識も多少のズレがある。

「このポケモンは勝つためにどんな役割を持っているか」を1体1体考えた結果の6体なら構築の定義とかそれに何を採用しているかなんて正直どうでもいいと思っている。

 

・エアレート勢やレート詐称勢になったら終わり

→一番言いたかった事。

レートに潜れば一旦抜けるまで構築は変更出来ない。

選出をしたら試合中は選び直しが利かない。

試合は相手の3体を戦闘不能に追い込んだり、自分の不利を回避する筋を瞬時に判断しなければならない。

構築、選出、試合の3つの工程を経てプレイヤースキルは上昇する。

自分にとって完全に有利なマッチングと選出をしてもらい、自分の勝ち筋を何でも通させてくれる。当然ながら相手がいるゲームなので、こんな事は有り得ない。

上位ランカーが自分の勝てる可能性を増やすために1単位で数字を調整する世界なのに、構築を組んだ段階で歩みを止め脳内で自分に都合のよいイメージだけを描くプレイヤーが勝てる道理がない。

 

・対戦を経験しているだけで凄い

→レートをやる意思を持つまで到達した俺スゲー感を持つ。

 

・ゲームを通したコミュニケーションは何も恥ずかしくない

→自分が好きなものを我慢せずに好きと言えるのは素晴らしいこと。

ということで負けた時に幼児退行する事を許容してくれてよしよしってしてくれる女性ポケモン勢との出会いを私は所望しております。

 

 

USMシーズン9使用筋肉雨【最高2005】

【はじめに】

初めまして、翠露(TN:スイロ)と申します。

USMシーズン9において人生2回目のレート2000を達成し、日数はまだ残っていますが仕事に集中するため今期はリタイアするので使用した構築を記事とさせて頂きます。

 

【使用構築】
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【コンセプトと構築の経緯】

トンボルチェン→ニョロトノ脱出ボタン→ ラグラージと展開する事で安全にメガラグラージを場に出し、上から相手を叩いて制圧するパターンを基本とする。

現環境はカバルドンが大流行しており、欠伸で展開を阻害されたくないのでトンボルチェン要員としてカプ・コケコを採用。

また、雨に対して選出されやすい草タイプ+水タイプの並びを叩き、数的有利をとりやすいポケモンとしてSMのシーズン6から使い続けているクサZ型ヒードランを継続して採用。

雨を展開し辛い時の選出パターンとして、雨が苦手とするキノガッサやメガフシギバナモロバレル等をカプ・コケコと併せて対策出来るポケモンとしてメガメタグロスをもう一枚のメガ枠として選択。

ここまでで重いメガガルーラメガバシャーモミミッキュに抗う手段として最後にゴツメランドロスを加え、構築完成となった。

 

【個別解説】

ラグラージ@メガストーン 
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性格:意地っ張り

特性:湿り気→すいすい

努力値:AS252 D4

技構成:地震、滝登り、冷凍パンチ、身代わり(レート2000達成時は岩石封じ)

構築のエース。ニョロトノの脱出ボタンから繋いで暴れてもらう。

技の4枠目は、雨ターンを消費させようとするバシャーモテッカグヤギルガルド等の守るに対してアドバンテージを稼げる身代わりを長い間採用し続けた。

しかし、雨下メガラグはリザYにメガシンカで天候を晴れに上書きされたターンは先行出来る仕様が意外に知られていないと感じた事や、ギャラドスボーマンダの起点回避、ASミミッキュ等との素早さ関係を逆転させたい場面もあった事からレート2000達成時は岩石封じに変更していた。

 

ニョロトノ@脱出ボタン 
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性格:穏やか

特性:雨降らし

努力値:H252 B220 D36

技構成:熱湯、滅びの歌、アンコール、守る

説明不要レベルの脱出ニョロトノのテンプレ。

正直ラグの滝登りで制圧している時より相手のラス1を滅びで詰みに追い込んだ時の方が興奮する。

ステロが多い環境であった事からペリッパーに変更しようと思った事はほとんどなかった。

 

③カプ・コケコ@こだわりスカーフ 
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性格:臆病

特性:エレキメイカ

努力値:CS252 H4

技構成:10万ボルト、ボルトチェンジ、とんぼ返り、めざパ氷

トンボルチェン要員。大体先発してもらう。

マンムーランドロスガブリアスの襷を割って逃げたい時があるのでとんぼ返りを採用。

脱出雨のコケコの持ち物は眼鏡が主流だと思うが、スカーフゲッコウガの増加から対抗手段としてこちらも持ち物をスカーフとした。

ギャラドスに2回舞われてもなお上をとれるほどのSを確保しており、

またメガゲンガーに対してボルトチェンジ→ヘドロ爆弾にメタグロスを繰り出し→バレットパンチで処理という相手視点では相当クソゲーな立ち回りが出来る事もあった。

 

ヒードラン@クサZ 
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性格:控えめ

特性:貰い火

努力値:CS252 D4

技構成:マグマストーム、大地の力、ソーラービーム、毒々

SMのシーズン6から使い続けているクサZ型ヒードラン。雨に選出されやすい草タイプ+水タイプを叩き数的有利をとる。

ヒレスイクンのSラインが現環境では上がっているのでSに極振り。それでも上をとられてミズZが飛んできたら泣きながら降参。

ポリ2やクレセも重いので毒々を採用したが、毒々を見せる事で耐久型と思わせクサZを警戒されにくくなる効果もあったように思う。

確実に相手にクサZを叩き込むためと毒々との相性から、命中不安とわかってはいたがマグマストームは切れなかった。

 

メタグロス@メガストーン 
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性格:意地っ張り

特性:クリアボディ→硬い爪

努力値:H28 A252 S228

技構成:バレットパンチ、冷凍パンチ、思念の頭突き、アームハンマー

エレキフィールドと併せてメガラグが苦手とする草タイプ全般に強い裏のメガ枠。

重いナットレイやポリ2をアムハン2回で突破出来る意地A252振り。

Sは最速ランドロス抜き抜きとしたが生きたと思う場面があまりなく、意外と柔らかいと思う事があったのでもっと耐久に割いた方がよかったと思う。

定期的にアムハンや思念を全く当てなくなるテツクズと化すので時折ハッサムと入れ替えていたが、2000を決めた試合では相手のカミツルギを叩き潰し見事に2000達成の立役者となった。

 

ランドロスゴツゴツメット 
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性格:腕白

特性:威嚇

努力値:H212 A4 B252 D4 S36

技構成:地震、岩石封じ、とんぼ返り、毒々

まずここまでのポケモンでは押し負けてしまうガルミミ等に対抗するためのゴツメランドロスギャラドス等にも積極的に投げていく。

技の4枠目はカバルドンを処理するルートを増やしたいと考えたので毒々を採用。ステロが欲しかった場面は特になかった。

配分はどこかのブログからの丸パクリ。Sに振っていないテテフの上をとって勝てた場面もあったが、相手のランドロスに下からとんぼ返りを撃てる可能性を増やす無振りの方が良かった気もする。

 

 

【選出パターン】

・基本

カプ・コケコ+ニョロトノラグラージ
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・雨が通せないと判断した時

カプ・コケコ+ランドロスメタグロス
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・草タイプ+水タイプ、または毒々を入れたい耐久ポケモンが相手の構築にいる時

ヒードラン+2体


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【苦手なポケモンなど】

 ・カミツルギ

ほぼ100%選出された。スカーフ型だと雨下ラグでも抜かれる。幸いスカーフ型が若干減っていたのでラグを捨ててでもゴリ押しする事もあった。

 

ギルガルド

ラグの地震やドランのマグストでも大体落ちないトンデモ野郎。トノ以外ゴーストZを耐えられない。ラグの身代わりやトノの守るを絡めて突破する。何故かそれほど選出されなかった。

 

ジャローダ

ほぼ100%選出された。ドランのマグストに身代わり連打されて泣きながら降参した事数回。ゴツメ型だとグロスでもキツい。

 

・起点作成型ミミッキュ

好き放題仕事されます。

 

・HBゴツメカバルドン

ラグの滝登りで丁度半分位しか削れないトンデモ野郎。HBDに振り分けた回復実型が主流だがラグを消耗させられるこちらの方が遥かに辛かった。

 

・水ロトム

ドランのクサZでしか一撃で落とせない。

 

・火ロトム

ラグ以外まともに相手出来ない。下手にラグに引いて鬼火や毒々をぶち込まれると目も当てられない。

 

カビゴン

ランドロスで毒々を入れるかトノのアンコで縛る。

 

・ニド夫妻

力づくで脱出ボタン展開をさせてもらえない上にタイプ的にも不利をとりやすい。採用率が低いのが救い。

 

メガボーマンダ

調整が人によって全く違うので押し切れると思いきや落とせなかったり、「こりゃ負けだな…」と思いきや上から叩いて勝てた事もあったりで色々と心臓に悪かった。

 

・メガハッサム

ドラン以外の突破手段がラグで怯ませるか、トノでアンコと滅びを絡めるくらい。後は羽休めを切った3ウェポン型である事を祈る。

 

トリックルーム

上から相手を叩く事に命を賭けてる連中なので展開されると大変辛い。

 

・バトン

トノの滅びで何とかなりそうだが脱出ボタンを作動させられて何とかならない。相手の置き土産に合わせてメガ前グロスを出せば勝機が見える。

 

・受けループ

ラッキーをドランのマグスト+毒々で処理出来ると勝機が見える、が基本的に不利。

 

・雨ミラー

ラグが同速対決で勝たなければいけない。大体負けた。コケコに草結びがあれば少しは楽になったかもしれない。

 

・同じ人との再マッチング

プレイ人口の問題か1800~1900帯で頻発した。脱出雨展開、ラグの身代わり、コケコのスカーフ、ドランのクサZがバレていると立ち回りが苦しくなる。というかこっちが勝手に深読みして自滅した。

 

QR】2018/5/25追記

 https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-D4A7-4E3B

 

【総評】

SMのシーズン5から雨パを使用しており、今期は雨パ卒業を第一の目標として臨んでいました。が、ギガドリや役割論理、カバマンダガルド等の構築を試すも1700台を彷徨うのがやっとという有様であり、情けない事に結局使い慣れた雨パへ戻す事に…。 

 

今回の構築を使用し始めた当初は選出パターンをうまく掴めず一気にレートを溶かしてしまうこともありました。

しかし使用を続けるうちにどのポケモンも自分が構築を組んだ段階で想定していた通りの活躍を見せてくれるようになり特に選出率の低いポケモンもいなかった事から、試合数は嵩んでしまったものの構築の出来自体にはとても納得しています。

 

最後に、Twitterで私に絡んでくださった皆様に御礼を申し上げます。

周りにポケモンをプレイしている人がいないぼっち社会人ですので、皆様がいなければ確実にどこかで心が折れていました。

ありがとうございました。

今後はオフ会とかの機会にも参加していけたらなぁ、と思っています。

ではではでは。

 

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